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先発の柱が崩壊!戸柱が必要?打ったのも捕手ばかり

02/25 横浜DeNA-東北楽天@アトムホーム宜野湾

DeNAは開幕投手争いの本命である大貫と平良が登板したが、いずれも左打者に打ち込まれた。大貫は3回2失点。平良は2回で8安打を浴び6失点。予定の3回より早く降板した。結局、楽天打線に毎回の20安打を許す大敗となった。打線も8回まで無得点。9回に捕手3人が打って2点を返すにとどまった。

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スコア

楽 002 242 000 | 10
デ 000 000 002 |  2
勝:池田
敗:大貫
盗塁:小深田(3回)、小郷(6回)
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個人成績

東北楽天123456789
[8]辰己323一飛右3四球右本(3)四球
8武藤100見三振
[6]小深田322中安四球左安(1)二ゴロ四球(1)
6村林110二安
[5]鈴木300遊ゴロ空三振左飛
H5渡邊佳310左安二ゴロ見三振
[D]浅村200空三振三ゴロ
HD茂木411左安(1)中飛三邪飛投ゴ併
[3]銀次311遊ゴロ中安(1)遊飛
H3和田恋220左安左安
[7]小郷521空三振右安(1)右安遊ゴロ中飛
[9]田中和520右安左飛中安見三振捕邪飛
[4]黒川552右安左2右2(1)左安(1)中安
[2]下妻200二ゴロ投犠空三振
H2石原210左安遊ゴ併
442010
横浜DeNA123456789
[8]関根300三ゴロ一ゴロ三ゴロ
8神里200空三振一飛
[3]5田中俊300一ゴロ左飛中飛
5伊藤裕100捕邪飛
[5]宮崎210右安二飛
3中井210右飛左安
[7]佐野310一ゴロ一ゴロ右2
R7桑原100遊ゴ併
[9]細川310空三振中安一ゴロ
9宮本100捕飛
[D]210二飛中安
HD嶺井110四球左安
[6]大和200中飛遊ゴロ
6倉本200三飛中飛
[2]伊藤光200遊ゴロ右飛
2戸柱221右安右2(1)
[4]柴田200一飛四球一ゴロ
H山本111中2(1)
3592
東北楽天
271100
池田260000
酒居162010
高田孝292110
渡邊佑131000
内間163002
横浜DeNA
大貫3166312
平良2158116
砂田183122
池谷141000
笠井131100
国吉131100
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所感

捕手のせいにするのは好きではないが

タイトルはちょっと悲観的だが、強がりでも負け惜しみでもなく、大貫と平良は結果で開幕ローテーションを争うというよりも、いかに開幕に向けて課題を修正し、調整するかどうかなので、結果はそこまで気にしていない。番長もその昔、定期的にオープン戦で大炎上していた。練習試合だからこそ試したこと、課題を認識しながら次に向けた準備ができることは悪くない。

大貫は、ストレートをコースに投げ分けるというテーマで臨み、ある程度それはできたという手応え。一方で変化球の精度はまだ低いと自己分析していた。今この時期にMAXにはならないし、する必要もない。3月にどういうことをして仕上げるか、それが見えていれば十分だろう。ただ、開幕投手を選ぶ観点からすると、毎回打たれているとちょっと決めづらくなる。

平良は前回からは球威、変化球のキレが足りないところ、積極的に打ってくる楽天打線にストライクを揃えすぎたか。ストライク、ボールの出し入れができず、厳しいコースに投げた球も鋭いスイングで持って行かれた。

2人とも昨年の成績を見ても、左打者の方が圧倒的に打たれているので、そこは課題として今後残って行く。しかし、楽天打線は浅村が中軸ではあるが、良い左打者がけっこう揃っている。鈴木まで打っていたらさらなる脅威だ。セ・リーグだとここまで左打者が揃うチームは思い当たらないので、良い教訓になればいいと思う。

平良に関してはこれだけ打たれると、戸柱との相性というのも気になるところ。リリーフ最後の3人は比較的良かったことと、楽天もメンバーが交代したこともあるが、戸柱に交代してから無失点というのは、伊藤光も穏やかではないかも知れない。もちろん、練習試合だからこそ配球を試したりしていると思うし、大貫も3回は伊藤光と話した上で配球を考えたと言っていた。伊藤光にとっても、常時試合に出るうえで、昨年以前にあまり組めていない平良と結果を出すことは重要なのだが、投手の調整もあり自分のことだけを考えるわけにもいかない。今後、組むことがあれば、戸柱との違いを見て行ければと思う。

池谷は無失点、昇格の笠井も即結果

10点を奪って勢いづいた楽天打線に対し、和田恋にはヒットを許したが、フライアウト3つで無失点で片付けた。スピードガンでは140キロに満たないが、やはり打者が遅れている。フォームに慣れも必要だろうし、ボールの出所が見づらいから、体感速度としてはもっと速いのだろう。伸びを感じているのでバットが下に入り、差し込まれてファウルフライが2つ。小郷は上手く打ったが、完全に捉え切れてはいない。今後の登板も楽しみにしたい。

この日から1軍に昇格した笠井が登板し、150キロをマークして無失点ピッチング。黒川には完全に詰まったあたりがポトリと落ちるラッキーなヒットを打たれたが、石原を併殺に取り、武藤にはコース一杯に決めて見逃し三振を奪った。武藤、平田あたりの状態が悪ければ、代わって入って来る投手。以前から書いているが、勝負球になる変化球の精度が高まれば、昨年の平田のような軌道を描く可能性はある。オープン戦で1軍の生き残りを懸ける。

宮崎はさすが、捕手陣の打撃が光る

この日が実戦への初出場となった宮崎が、初回に岸から技ありのライト前ヒット。これはさすがという打ち方。開幕までにどうコンディションを整えるかも熟知しているので、何も心配していない。ケガをしないことだけ。予定通りに開幕できるとすれば、昨年より調整が難しいことはないので、問題ないだろう。

佐野、細川、牧にもヒットは出たが、詰まった当たりが落ちたというもので、楽天打線が鋭い振りで快音を響かせているのとは対照的だった。5回ノーアウト1、2塁で下位の7番に回るとは言え、1点も取れなかったのは、昨年の課題がそのまま残った形。0-8の場面ではあったが、練習試合なのだから1点を取りに行くという野球をしても良かった。

9回になって嶺井のヒットに続き、戸柱と代打の山本が連続二塁打で2点を返した。捕手が3人続いて良いバッティングを見せる、珍しい光景ではあったが、バッティングの方でも競い合って行くことになるだろう。戸柱は途中出場で2安打だった。嶺井は試合後に志願の守備練習。ファーストでの出場もありえない話ではなくなってきた。

ファームは打ち上げ

ファームの26日は移動だけなので、練習はこの日で終了。打ち上げの手締めで、田中健が声出しを行った。

キャンプ中の実戦では登板しなかった田中健だが、ブルペンに入ってのピッチングなど、通常メニューをこなしていた。今年はまずイースタンで投げてということになるかと思うが、復活へ向けて着実に結果を出して欲しいと思う。

最終日に今永がブルペンに入り、キャッチャーが中腰で10球、座って10球を投げた。本人も無理に開幕を目指さないという中で、想定していた時期に投げることができたようだ。少し暖かくなったところで実戦復帰、1軍登板に向けて投球の強度を上げ、長いイニングを投げというステップを踏んで行くことになるだろう。早ければGW、遅くても交流戦くらいに先発できるようだと非常に助かるが、無理はしないでもらいたい。

東もブルペンで投球。状態は良くなってきているようだ。もともと東に関しては、今年の後半に試合で投げられればという感じだったので、まだしばらくはリハビリという時間が続くかと思う。シーズン中盤あたりでイースタンの試合で投げる東が見られればいいかなと思っている。

1軍キャンプも宜野湾での練習は26日で終了。午前中に軽めの練習をした後、手締めを行ってランチ、個別練習という形になっている。しかし、宜野湾は午前中に雨が降る予報なので、メイングラウンドは使わず室内で練習して終了という感じになるかも知れない。25日も雨予報だったが、結局あまり降られずに済んだのだが、どうだろうか。

27日、28日はもともとオープン戦として組まれていた試合を無観客の練習試合として行う。ここからは1球速報もあるし、スコアを載せる投稿は、いったんこれで最後になりそうだ。

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