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濵口が復帰、107球3失点 8回に8点奪われ大敗

08/09 エキシビションマッチ オリックス11-2横浜DeNA(京セラ)

左脇腹を痛めてオールスター前に離脱していた濵口が、1軍のマウンドに復帰。4回までは無失点だったものの球数が多く、100球を超えた5回に来田のタイムリー、杉本の2ランで3失点。8回はシャッケルフォードが乱調で5失点。リリーフした櫻井も打ち込まれて一挙8点。エキシビションマッチ最終戦は大敗となった。

ポジ

球数が嵩むのは濵口の宿命だが、さすがに100球で5回を投げ切れないのは多過ぎる。それでも、四球は出しつつも甘いコースには行かず、4回までヒットは初回先頭の福田の二塁打の1本に抑え、無失点。チェンジアップで空振りを取れていたし、カーブも交えた緩急も使えていたので、後半戦のローテーションにはGOサインだろう。

本人が言うように、まずは1軍の試合で100球を投げられたことをこの日は収穫と考えて良い。ただ、細かいコントロールができるタイプではないにせよ、もう少し調整は必要だろう。

5回に入ってボールが甘くなり、福田にはボール先行から高めのスライダーを2本目の二塁打。来田も3ボールからストライクを取りに行かざるを得ず、甘いストレートをタイムリー。そして、杉本には3-1からど真ん中への失投。濵口も投げた瞬間にしまったという表情だったが、特大の2ランを打たれた。

ボールが先行してもファウルを打たせたり、チェンジアップで抜いたりしていたが、100球を超えて投げるのが久しぶりということなのか、甘いボールでまともに行ってしまった。ストライク先行で投げるのが一番だが、ボールが先行しても彼らしい粘りを見せて欲しい。

三浦監督も後半戦のローテーション入りは肯定的な様子。フィジカル面で問題がなければ、入って来るだろう。東京ドーム主催の阪神戦だろうか。

打線では桑原がマルチヒット。7月は素晴らしい数字で中断に入ったので、8月の後半にその調子が続いて行くかどうか。元来、夏男と言われる桑原が塁上を賑わすことが、チーム浮上には欠かせない。楠本、関根らの活躍も刺激にしながら、前半戦のような活躍を期待している。

牧が先制のタイムリー。前日の起死回生の2ランに続いて、右方向へ良い形で打てている。ルーキーである彼にとっては、中断期間で心身ともに休めたことはプラスになるはず。1年間ぶっ続けで出場するのは来年経験してもらうとして、うまく後半戦に入ってもらいたいと思う。

3回までは5安打で押し気味に展開したが、4回以降は1安打。8回にビッグイニングを作られ、一方的な大敗になった。その中、細川が9回に外野席の上段へ特大ホームランを放った。昨日のブログでかなり厳しく書いたが、「昨日は悔しい思いをしたので、今日は絶対結果を出そうと思い打席に向いました。」というコメントの通り、感じるものはあっただろう。そうでないと困る。

富山の141キロの低めストレートをファーストスイングで完璧に捉えた。外野手が追わないくらいの打球だった。やはり捉えた時の飛距離はオースティン、ソトにも引けを取らない。いかにもっと速いボールに対応し、コンスタントにバットで捉えるか。

まずは確実性を出してから、自分のフルスイングというアプローチも悪くないが、当てに行くのは違うし、受け身のバッティングでは勝負にならない。タイプは異なるが、佐野も確実性を身につけた上で、若いカウントではフルスイングをしてくる。カウント、相手に合わせてどういうバッティングをするか。さらに経験を重ね、技術を身につけてもらいたい。

ヤジ

濵口の後を受けた伊勢は良かったし、三上と平田もまずまずという投球を見せてくれた。しかし、8回に登板したシャッケルフォードが乱調だった。

家族に会えない中でのプレーになっていることは承知しているが、彼もそこはプロなので試合で投げる以上はそういったことは関係なく集中してくれていると思う。ただ、この日はボールが大荒れだった。

いきなり連続四死球でノーアウト1、2塁。頓宮には150キロのカットボールだったが、レフト線に運ばれ、タイムリー。一塁ランナーが三塁まで進み、三塁へ送球する間に打者走者も二塁に達した。このあたりは外野手の判断も足を引っ張った。

紅林は三振に取ったが、後藤に甘く入った変化球をライト前タイムリー。盗塁を決められた後、西野に高めのボールをショートの頭に弾き返され、さらに2点で4失点。ここで櫻井に交代した。球威も今一つで、高めに入るボールが多かった。主力が交代した後のオリックス打線だったが、さすが首位チームという集中力ではあったが、ちょっとシャッケルフォードのコンディションに不安が残る。

櫻井も急遽登板にはなったが、そこは乗り越えて欲しかった。小田の三遊間へのゴロを柴田が捕る寸前で伊藤裕がカットしてセカンドへ送球したが、これが悪送球となりオールセーフ。さらに暴投で2、3塁となり、バタバタしてしまった。

佐野、若月、西村と3連続タイムリーに、2つ目の暴投で11点目。この回打者12人で8点を奪われた。石田が先発として再調整し、エスコバー、砂田に次ぐリリーフ左腕として期待もかかる櫻井だが、エキシビションマッチの最後に不安材料を残してしまった。

キジ

オリンピックの中断期間に、パ・リーグ4球団と対戦したエキシビションマッチも、10試合全てが終了した。勝敗としては2勝6敗2分と、良かったとは言い難い。

一方で、ある程度の失点はあったものの、今永、大貫、阪口に加え、濵口に復帰し、ロメロ、坂本と先発投手陣は何とかなるのかなという手応えは感じられた。三嶋が不安なのと山崎が日本代表からどのようなコンディションで復帰するのか未知数な点はあるが、エスコバーは問題なし、伊勢や三上、砂田は期待通り投げてくれそうだ。

打線では、前半に伊藤裕が猛アピールだったが、後半に大きく失速した。1軍に残れるかどうかはボーダーラインといったところか。エキシビションマッチを通して良かったのが楠本。この日もヒットと四球で出塁。外野で出場するポジションがないのが勿体ないくらいの状態だ。

さらに、関根もこの日は2三振と奮わなかったが、攻守に存在感を見せた。森も後半に調子を上げて来たし、ヒットはなかなか出なかったが、2発の細川は長打力をアピール。

チーム成績以上に収穫も多かった。しかし、あくまでも練習試合に過ぎない。問われるのは公式戦でいかに結果を残し、チームが勝利するかだけ。エキシビションマッチでアピールした選手には、ある程度のチャンスが与えられるだろうが、その場面で結果が出せなければ残って行けない。厳しい立場になるが、その中で掴んで来る選手の登場に期待したい。

11、12日は横須賀でファームの試合が行われ、1軍は14日の新潟での主催試合から後半戦に入る。一部の選手はファームの試合にも出場するかも知れないが、基本的には大阪遠征に帯同した選手が登録される見通し。後半戦と言っても半分を大きく過ぎて残り57試合。最下位からいかに浮上するか。巻き返しに残された時間は多くない。

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