スポンサーリンク

最高の日曜日!初回6点完勝 4連勝で5割復帰

04/09 横浜DeNA8-0中日(ハマスタ)

初回、佐野が内野安打で出塁すると宮崎の2点タイムリーで先制。さらに桑原、ソトのタイムリーに続いて戸柱が2ラン。初回から6点の猛攻を見せると、先発の石田は6回まで3安打無失点の投球。佐野の今季1号などで追加点を奪い、7回から三嶋、石川、ウェンデルケンと繋いで完封リレーと完勝で4連勝。

スポンサーリンク

ポジ [Good]

マシンガン打線を彷彿とさせる猛攻

初回、先頭の佐野はセンターへ抜けるかという打球だったが、福永が追い付き、一塁へ送球するも僅かにセーフ。続く林は自らも生きようかというバントで1アウト2塁。絶好調の3番宮崎を迎え、福谷もなかなか打ち取ることができず、苦しくなった。8球目、根負けしたかのようにスライダーが真ん中高めに入り、宮崎が逃さずに右中間へ打ち返した。佐野が還って先制。福谷には少し堪える一打だったかも知れない。

牧、桑原と右方向へ逆らわずに打ち返し、2点目を追加すると、関根がファウルフライで倒れた後、ソトがこれも右中間へ運び、2点タイムリー二塁打となった。最後は戸柱が真ん中のスライダーをライトスタンドへ2ランで仕上げ。投手の石田にもヒットが出て、初回から打者一巡で7安打6得点の猛攻だった。

戸柱に一発は飛び出したが、1998年のマシンガン打線を彷彿とさせる連打だった。この日にその1998年にも着用していたユニフォームを復刻するGET THE FLAGシリーズの発表を準備していたのだから、因縁を感じる。

佐野と宮崎が良いだけに、2番が繋いでくれて、牧やソトにも当たりが出ると大量点になる。林はなかなかプロ初ヒットが出ずに苦しんでいるが、この日は送りバント、四球、犠牲フライでプロ初打点を挙げるなど、2番としての働きはある程度できている。京田も途中出場でヒットを放ち、走塁も見事だった。ショートの争いも再び熱くなって来そうだ。

開幕投手が2戦目で勝利

3度目の開幕投手を務めた石田だったが、先に得点を許し、4回4失点で降板。悔しい登板となった。昨年の開幕投手だった東は6月に挙げた1勝のみ、2021年の濵口も3連敗の後、4月29日に初勝利と苦しんだ。

それだけに、石田の2度目の登板は重要だった。金曜が雨天中止となり、日曜に変更となった。そのため、本来なら開幕投手同士で投げ合うはずがズレた。相手うんぬんの前に自分のボールが投げられることが重要だが、昨年は非常に相性が良かったハマスタで投げられたことは大きかった。

立ち上がりは少し慎重さがあって、ランナーを二人背負ったが、ビシエドとアキーノをフライアウトに取り、切り抜けた。この試合で危なかったのはその場面くらい。2回は先頭の福永にセンターオーバーの二塁打を許したが、後続を断ち、得点を許さなかった。

3回にカリステ、ビシエドから連続三振を奪って流れに乗ると、その後は4回から6回まで9人をパーフェクトピッチング。序盤は球数が嵩んでいたが、6回105球で投げ抜き、QSをマークした。

戸柱もヒーローインタビューで言っていた通り、開幕投手の石田に2戦目で勝ちが付いたことは、個人だけにとどまらず、チームとしても非常に大きいと思う。石田がきっちりと先発ローテーションで回れる状況で今永と大貫が加わることで、さらに強固な先発ローテーションになる。

1勝したことで一息つける部分はあるだろう。来週以降、より熾烈な争いとなる先発ローテーションで、開幕投手として1年間軸として回ってもらいたい。

帰って来た頼もしい2人のリリーバー

大量リードとなったことで、前日も登板したエスコバー、伊勢、山崎を休ませることができた。さらに、黄色靱帯骨化症から復帰した三嶋が、340日ぶりにハマスタで登板、さらにこの日登録されたウェンデルケンもデビュー登板をさせることができた。

三嶋は、既に京セラドームでは2試合登板していたが、ハマスタではこの日が初登板。1つのステップとして、ハマスタのマウンドに戻るというのがあったと思うので、感慨深いものもあるだろう。大勝した中で、ホームランを含む3安打を放った佐野ではなく、三嶋をヒーローインタビューに立たせる演出も良かった。

福永にはストレートをレフト前に運ばれたが、150キロを超えるストレートにスライダー、フォークと以前の三嶋と変わらない投球だった。ここがゴールではないが、ハマスタ史上最多となる観客から声援を送られながら投げるマウンドは、格別のものがあったかと思う。

これまでも本人が繰り返して来た通り、1年間チームに貢献してこそ復活。今後もブルペンを支える存在に期待している。

9回、ブルペンから炎が出る機器が運び出され、山崎の登板かとファンがザワついていたが、登場したのはウェンデルケン。3月に急性腰痛でリハビリ組に回り、ファームで数試合登板し、調整して来た。この日登録され、良いタイミングでデビューさせることができた。

細川、アキーノに全てストレートで連続三振。少しコントロールはバラついていたが、ボールの回転は良さそうで、低めに角度もあった。福永に1球だけスライダーを投げたが、最後はストレートを三塁線に弾き返され、柴田のファインプレーでゲームセット。

基本的にパワーピッチャーだが、ストレートの威力は夏に向けてもう少し上がって来そう。あとは変化球が武器になるレベルのキレ、コントロールがあれば、勝ちパターンに割って入れる。伊勢やエスコバーの負担を軽減するためにも、森原も含めて三嶋、ウェンデルケンが高いレベルにあれば、リリーフは昨年以上のストロングポイントになる。頼もしい投手が二人帰って来た。

スポンサーリンク

ヤジ [Bad]

完璧過ぎる試合だった。何も言うことはない。

スポンサーリンク

キジ [Other]

戸柱の「最高でーす!」ではないが、本当に最高の1日だった。こんなに気持ちの良い週末はいつ以来なのだろうか。先週の日曜は、開幕カードで3連敗し、個人的にも落胆して大阪から帰って来た。1週間後、こんなに気持ちよく5割に復帰していようとは。

試合前からダチョウ倶楽部のセレモニアルピッチで笑い、試合が始まればいきなりの猛攻。余裕を持って見られる状況で、石田が尻上がりに調子を上げて無失点の投球。佐野の1号でデスターシャ、三嶋のハマスタ復帰登板でヒーローインタビューに上げることができ、ウェンデルケンもハマスタでデビューさせることができた。

そして、勝ったことで6月のGET THE FLAGシリーズで着用する復刻ユニのお披露目と宣伝が良い形でできた。前日を上回る33,144人のハマスタ史上最多観衆と球団的も良いことづくめ。試合の完勝だけでなく、全てが完璧に回った日だったかと思う。

昨日のブログで書いた通り、管理人が現地にいない日だけ勝っていたので、非常に嫌な予感がしながら行ったのだが、完全な杞憂に終わった。ここまでの完璧な試合を観られるとは拍子抜けしてしまった。

4連勝で5割に復帰し、上昇ムードのまま月曜を迎えることができる。開幕は4連敗でスタートとなってしまったが、昨年と同じ4勝4敗に戻れたので、ここから貯金を作れるように、チームの状態をさらに上げて行きたい。

11日からは1位ヤクルト、2位阪神との5試合。開幕4連敗は取り返したが、ここが最初の正念場となる。ヤクルトは9試合でチーム防御率が0.77という驚異的な数字を残している。まだ9試合ではあるが、それにしてもここまでの数字は見たことがない。年々投手力を進化させる高津監督は脅威だ。その分、チーム打率は.168と極端に低く、得点も19と打てていない。

ただ、DeNAも4連勝中は防御率0.25を誇り、得点力も上がっている。ヤクルトとの対戦がどのようになるか。先発投手の出来にも懸かっている。そして、阪神には京セラドームでの借りを返さなくてはならない。いいようにやられた開幕カードのリベンジをハマスタで果たして欲しい。

それでは、現地観戦の恒例、写真の紹介。

横浜公園はチューリップが見頃。色とりどりの花を見ることができる。

この日のタオルは、宮崎かソトがいいなと思っていたら、見事に宮崎をゲット。ここから今日は行けるなという感じがあった。

雲一つない快晴のハマスタ。4月上旬だが、日差しは意外と強く暑かった。

中日の練習に続いてウォームアップを始めるベイスターズナイン。

プロ野球ニュースの今日のホームランの音楽に乗せ、過去のダチョウ倶楽部のセレモニアルピッチが紹介された。竜ちゃんの姿に少し寂しさも感じた。

肥後リーダーとジモンが、dianaを引き連れて入場。遠くて全然分からなかったが、dianaはリーダーと同じメイクを全員がしていて、やるなと思った。

今年は、入江と高城ブルペン捕手が、リーダーと仲直りのキス。まだコロナ禍ということでアクリルを挟んでのキスとなった。

試合開始。

初回6点とはまさか。球場は大盛り上がり。

ズッバーン!NICE PITCHINGでは、たにしげくん?が膨らまない不具合があり、代わりにスタッフがキャッチャーを務めて行われた。

WBC優勝トロフィーはこの日まで展示。試合開始頃は120分待ちということだったが、16時ごろ見に行ったがまだ60分待ち。さすがに並ぶのはやめた。レフトのウィング席の下に展示されており、センターバックスクリーン裏の近くまで並んでいた。

レフト側のDREAM GATE STANDから。

ハマスタに戻って来た三嶋。

炎が出る燭台が出て来て、ヤスアキJumpか?とザワつく中、ウェンデルケンが登場。

ウェンデルケンが締めて勝利のハイタッチ。

かなり西日が強く、この時間はなかなかスコアボードがうまく撮れず。GET THE FLAGの復刻ユニフォームのお披露目。

ヒーローの戸柱、石田、三嶋がライトスタンドの前へ。

三嶋とハイタッチできたスターマン。

Victory Celebrationで締め。良い1日だった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました