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3試合で2点の貧打 入江は5回1失点でローテ合格

03/17 福岡ソフトバンク2x-1横浜DeNA@PayPay

ルーキーの入江がオープン戦ラスト登板で5回を投げ、松田のソロによる1点に抑えた。151キロのストレートで押し、柳田からツーシームで空振りも奪った。三浦監督もローテ入りの可能性を示唆した。打線は6回にチーム24イニングぶりのタイムリーが出たが、ここ3試合で僅か2点と得点力不足が深刻。

ポジ

入江は立ち上がりから150キロを超えるストレートで押し、2回まで6人を14球で片付けた。しかし、3回に松田に対してボールが先行し、ストライクを取りに行ったところで、ど真ん中のストレートを豪快に運ばれた。ここから少し怖さも出てきたのか、ボールが先行するケースがあり、3つの四球があったが、5回のピンチも連続三振で切り抜け、5回を2安打1失点、71球と合格点の内容だった。

ルーキーでまだ長いイニングが未知数ということで、6回も行って良かったんじゃないかなと思うが、リリーフ陣の調整もあるのでやむを得ないか。5回はストレートのスピードガン表示は147キロ前後に落ちていたが、ボールの力が極端に落ちたようにも感じられなかった。長いイニングを投げるスタミナはあると考えて良さそう。問題は、年間を通して投げられるかになる。

あえて重箱の隅をつつくとすれば、4回の柳田との2度目の対戦。初球にアウトサイド低めのツーシームで空振りを取った後、山本はインコースを要求したが、投げ切れずアウトサイドにボールとなった。3球目も同じ形でアウトサイドに行ってしまい、2-1となったところで山本はアウトサイドの要求に変えてしまった。ここはしつこくインサイドに行って欲しかった。権藤さんではないが、柳田クラスの左打者のインサイドに抉れないようでは、長く先発で活躍できない。オープン戦でランナーがいない場面だったからこそ、もう1球インサイドに行かせて欲しかった。

おそらく、開幕して左打者を迎えた時に、どれだけインサイドを突けるかが、入江の成績に繋がって来ると思う。丸や村上のインサイドに厳しく行けるか。インサイドに投げ切れないとなれば、プロの打者はアウトサイドに目付けをするので、球威があってコースに投げられても、打たれることになる。ちょっと結果を求めすぎて、オープン戦で試すことができなかったかなという印象。

これでPayPayドームでの2連戦は、4年連続日本一のソフトバンク相手に上茶谷、阪口、入江と結果を出した。柳田やデスパイネがゲームに出始めということはあるが、この相手に対しての結果は評価すべきだろう。そうすると週末の3連戦で登板する予定の残り4投手の中で、結果が出ない場合は開幕ローテーションを外れる可能性が出てきた。

最初の練習試合でMAXが出てしまって、その後打ち込まれることが目立つ平良も、次の登板で結果を出さなければローテ入りは怪しくなってくる。さすがに開幕投手最有力の濵口、大貫、京山は、ここまでの結果からしても、よほどのことがない限り外れないのではないか。

とは言え、きっちりローテーションを守った実績があるのは濵口と大貫くらいというメンバーなので、誰がすぐに欠けるか分からない。7人先発がいるというのは臨機応変に対応できるので良い状況ではある。ただ、最初の6人をどうするか、三浦監督は少し嬉しい悩みになるかも知れない。

なかなかいいところがない打線では、やはり牧が目立つ。この日はノーヒットだったが、好投の武田に対してボールを見極めて3四球。6回の得点にも貢献した。オープン戦ではここまで四球は多くなかったが、キャンプから話題になっていた選球眼を見せてくれた。この日は3番に入ったが、どういう形であれ、このまま行けば開幕スタメンは間違いないというか、もはや彼を頼りたいレベルに来ている。先輩たちの奮起に期待したいところだ。

ヤジ

ソト、オースティンを当面の間欠くことになるので、佐野と宮崎がポイントゲッターになるしかないのだが、佐野は初回のチャンスで併殺、宮崎は6回に同点に追いついた後の1アウト1、3塁で三振と、肝心なところで打てていない。ヒットは出ているものの彼らに求めるのはチャンスメイクではない。チャンスが全く回らないのなら別だが、楽天戦でも彼らがチャンスで得点を生み出せないシーンが目に付いた。

細川はラストチャンスの打席だっただろうか。大きく曲がる変化球を見て2-0という有利なカウントから真ん中のツーシームを打ち損じてファウル。コースに来たカットボールに手を出して、当たり損ねのセカンドゴロ。内容としては最悪だ。得点圏、進塁打が必要な場面や追い込まれた後であれば理解できるが、2-1という優位なカウントで細川に期待するバッティングではない。1-1の同点、2アウトランナーなしで代打に出された場合の、彼に対する期待は何か。それが理解できていない。オープン戦でも今週からは本気モードに入ってきている。ここで彼に求められるのは長打力だろう。

オースティンの不在で、外野のポジションを獲る大きなチャンスで、少し結果を出したいという気持ちが強くなっているかなと思う。もちろん場面に合わせたバッティングは必要で、常にフルスイングでホームランを狙えとは言わないが、細川の魅力って何かをもう少し考えて欲しいと思う。正直、今だと相手投手にとって全く怖くないと思う。

ファームで蝦名がソロホームランとセンター前ヒットのマルチヒットをマークしている。18日も戸田での試合に出場するだろうが、「調子のいい選手を使う」と再三コメントしているのであれば、細川と蝦名の入れ替えを行うべきだろう。日曜の楽天戦からソフトバンク戦と、パ・リーグの中でも良い投手と当たっているということはあるが、内容も含めて判断が必要ではないか。

もう一人、結果が出ていない選手がいる。移籍の田中俊だ。サードでスタメン出場したが、2打席ノーヒット。これでオープン戦は20打席、18打数ノーヒット。練習試合では走攻守に存在感を見せてくれていたので、チームの野球を変える存在として期待は高いのだが、結果が付いて来ない。良い当たりが正面を突いたものもあるが、ここ最近はパンチ力のある打撃が影を潜め、当てに行っている感じがある。2019年に倉本がオープン戦打率.031だったことがあったが、シーズンに入っても良くなかったので気になるところではある。

この日、ファームで3安打した森、田部と入れ替えと言いたいところだが、彼らはもう少しファームで安定して活躍できるようになってもらいたい。森の強肩は早く1軍で見たい気持ちはあるが。

1試合だけの結果で即入れ替えというのは、流石に早計だろう。まだ開幕していないのにバタバタするなという意見も尤もだと思う。だが、「調子のいい選手を使う」と宣言し、ファームも含めて横浜一心と言うのであれば、そういう判断が下されるべきではないか。特定の選手に期待するコメントを避け、全員に期待していると言っていた三浦監督が試されるところだ。

キジ

交流戦でも滅多に勝てないPayPayドームで、僅か1点しか取れず連敗。結果はどうでも良いが、やはりソフトバンクとの実力差を痛感する。だが、投手陣に関しては若い3人の先発に加えてリリーフ陣も含め、互角に渡り合ったと思う。柳田やデスパイネについては、6月にハマスタで対戦する時には、同じボールだと打たれるぞというのはいくつかあったが、抑えたことは自信にして欲しいし、ベテラン組は調整が順調と捉えていいだろう。

19日からの最後の3連戦。開幕に向けて希望を得たい。開幕ローテーション候補が4人いるので、イースタンリーグの開幕2連戦も使っての最終調整になるかも知れない。今のところ日曜の天気予報が良くないので、金曜、土曜で調整しておいた方が良いかも知れない。順当に考えると金曜のメットライフドームで先発する投手が開幕投手になりそうだが、どうだろうか。

18日はファームの春季教育リーグの最終戦となる戸田でのヤクルト戦が行われる。イレブンスポーツでは無料での配信もあるということなので、時間の合う方は視聴してみてはいかがだろうか。

イースタンリーグは、一足先に20日の開幕を迎える。スポーツナビの野球速報アプリでは、今シーズンのファームの公式戦も1球速報を行うという驚きの内容になっているので、イレブンスポーツで映像も見つつ、こちらの動向も見て行きたいと思う。

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