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坂本が2試合連続でグランドスラム被弾し大敗

04/27 横浜DeNA2-8読売(ハマスタ)

先発の坂本は初回、1アウト1、2塁で岡本和を併殺打に打ち取り、3回まで無失点。しかし、4回に2安打と四球で満塁とされると、中島に満塁弾を浴びて4失点で降板。5回には三上が2点を追加され、ワンサイドゲームに。打線はメルセデスに対し、初回の1アウト満塁を無得点に終わると、その後は抑え込まれて7回まで僅か2安打。9回に四球とエラーで2点はもらったが、大敗で連勝ならず。

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ポジ

打線は、桑原と佐野の3安打のみ。マルチヒットをマークした佐野は、さすが2年連続の3割打者だなとは思うが、ポジというにはちょっと。

入江は、前回に続いて2イニングを無失点と結果を残した。投球内容としては、まだまだコントロールが荒れて、ボールが先行するなど球数が多い。だが、場数を踏んで行って、徐々に信頼を得て行くしかない。ウォーカーから三振を奪ったスライダーは良かった。チームの課題でもある80%の確率で投手有利のカウントをどう作り、ウィニングショットに何を持って来て、その精度をいかに上げて行くか。やることはまだまだあるが、少しずつステップアップして欲しい。

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ヤジ

坂本については、結局はコントロールというところに行き着いてしまうのだが、4回はストライク先行も勝負球が甘く捉えられ、丸には際どいところを見極められて苦しくなった。中島に対してもボールが先行し、フルカウントになっても勝負球が決まらない。最後は投げるボールがなくなって、チェンジアップでタイミングを外そうという配球だろうが、甘く入って中途半端な半速球になった。打ってくださいのボールになってしまった。インサイドのクロスファイアが決まっていなかったので、苦しかった。

これで先週の小野寺に続き、2試合連続でグランドスラムを被弾。2007年のボーグルソン以来15年ぶりということだが、最初の登板からずっと、ピンチで最少失点で切り抜けることができていない。立ち上がりは失点せずに乗り切れているが、ピンチを迎えると4点というビッグイニングにされている。メンタルコーチによる成長を自覚していたようだが、これはメンタルというより技術の足りなさのように思える。

これというボールがないので、打たれ始めて相手のペースになると単調になり、打者としても対応しやすくなっている。変化球もどれか一つ、もう少し精度が出て来ると良いのだが。ストレートも好調な日は武器になるが、少し落ちるとスピード、回転、角度がいずれも普通なので、ストレートを対処しながら変化球のケアができるので、打ち取るのが難しくなっているように思う。

三浦監督は今後のことはこれから考えるとしたが、4試合先発し0勝2敗、防御率7.20はローテーション投手としては厳しい。同じく勝てていない東、大貫とは内容が異なる。ロメロも良くはないが、曲がりなりにも2勝を挙げている。今永が戻るのであれば、ローテーションを外れる候補の筆頭になるだろう。

打線は、メルセデスに封じ込まれてしまった。那覇では少し抵抗できていたのだが、3番以降がノーヒットで、チャンスすら作れなかった。4勝0敗という投手だから簡単に打てるとは思わないが、もう少しチームとして徹底した作戦が見えると良かったが、どうにもならなかったか。初回の1アウト満塁で大田が三振に倒れたのが響いてしまった。

大田が一塁へヘッドスライディングし、左太ももを痛めたようだ。0-6の場面でしなくても、という声もあるが、個人的にはどの場面でもヘッドスライディングはしない方が良いと思う。気持ちを表す手段の一つになっていると思うが、その気持ちは別の形で出して欲しい。ヘッドスライディングをする気持ちは分かるのだが、ケガのリスクが高過ぎる。ヘッドスライディングをよくやっていて、上手いと定評もあった倉本でさえ、骨折しているのだから本当に危険なプレー。しかも駆け抜けた方が速いとも言われる。せっかく結果が出て、メンバーも揃って厚みも出てきたところでのケガはもったいない。

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キジ

正直、今日はファームの試合だけの記事にして、最後に1行で「なお1軍は大敗した。」と書こうかと思ったのだが、最後に棚ぼたの2点が一応入ったので、明日の反撃を期待して、通常通りの記事とした。

そのファームは、前日の雨天中止からスライドした今永が先発。初回いきなり2者連続三振の立ち上がりで、岡島にヒットを許したが横尾を打ち取った。その後は、キレのあるストレートとカーブ、カットボール、スライダー、チェンジアップとレベルの高い変化球を交えて、楽天の打線を翻弄した。

特にやはり生命線となるストレートに注目したが、指のかかり、軌道も素晴らしく、ファームの打者はもちろん、1軍の打者でもそう簡単には捉えられないだろうなという仕上がり。8回に当たり損ねのセカンドゴロが内野安打となり、2本目のヒットを許しはしたが、川島からストレート3球で三振を奪うなど断ち切った。スピードガン表示も90球を超えて147キロを計測しており、投げるスタミナとしても問題なさそう。

8回98球で10三振を奪い、2安打無失点と格の違いを見せつける快投だった。これで来週までに体の異常がなければ、いよいよ今永の2022年が開幕する。順当に行けば、坂本に代わって来週の水曜日、ハマスタでの中日戦ということになりそうだが、東と今永を同じカードで先発させるのはどうかなという感じはある。

とは言え、坂本はさすがにローテーションから外すか、間隔を空けると思うので、中6日の水曜日が良いのかなとは思う。濵口、石田もこれからファームで登板してからということになると思うので、今週の先発が予想される有吉は、内容次第だが来週もという感じになりそうだ。5月10日からの週、その翌週はいずれも5試合しか組まれていない。このあたりで少しローテの再編はあるかも知れない。

ファームでは、神里も実戦復帰となり、最初の打席でヒットを放っている。こちらもファームで調子を上げて来れば1軍にいて欲しい選手ではある。また、細川がストレートを打って、レフトオーバーのホームラン。ファームで1号が出た。8回にも藤平のストレートをセンター前へ運んだ。先日見た感じだとストレートも変化球も打てない状態に陥っていたが、先週末は戸田に帯同せず、おそらく練習に打ち込んだと思われる。

変化球はタイミングが合っていなかったが、まずストレートはある程度捉えられるくらいまで戻った。手首を返さずに面で捉える意識をしているようだが、肝心なのはタイミング。面で捉えようとしても、タイミングが合っていなければ限界がある。細川がずっと苦しんでいるのはタイミングだと思う。柔らかさのあるバッティングではないので、牧のようには行かないと思うが、どのようにアプローチするのか、しっかりと大村コーチと相談して欲しいと思う。

この日は、今永が100球をメドとしていたこともあってか、山崎や砂田の登板はなかった。三嶋は練習には加わっていたようだが大事を取って、連日ベンチを外れており、リリーフの苦境は続いている。

先発で言えば、開幕投手を務めた東がまだ未勝利。前回は7回無失点と勝利投手に相応しい内容だったが、援護がなかった。初対決となる山崎を攻略し、援護点を奪い、開幕投手に勝利を付けて波に乗って行きたい。

現地観戦はハマスタ3連敗、那覇も入れて5連敗なので、行くか悩みつつではあるが、明日は来場登録を付けに行こうかなという感じ。

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