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7発浴びて16失点!ここから反撃か、転落か

08/27 横浜DeNA4-16東京ヤクルト(ハマスタ)

初回に佐野のタイムリーで先制したが、その後の2アウト満塁は生かせず。3回、石田がキブレハンに来日初ホームランを浴びて同点。さらに満塁から内山壮の2点打で逆転される。4回は来日初登板のガゼルマンが登板したが、村上のタイムリーとオスナの3ランで4失点。5回は中川が2失点でワンサイドゲームに。牧と宮崎の連続ホームランで一矢報いるも、7発を浴びた投手陣が16失点で大敗。

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ポジ

牧がハマスタ5試合連続となるホームラン。16号が6月11日、17号が7月14日と1ヶ月に1本のペースに落ちたが、18号を8月19日に打ってから続けてホームランが出ている。22本は昨年と並んだ。ペースが再加速すれば、30本の大台も夢ではない。ただ、この2試合、素晴らしいホームランにも関わらず勝利に結び付かないのが歯がゆいところ。

宮崎も2者連続でのホームラン。こちらも飛距離十分、中段へ飛び込んだ。そして、桑原はタイムリー含むマルチヒット。初回は楠本がバントを失敗した後、盗塁で佐野の先制打を呼び込んだ。守備でも前へ後ろへ走ってナイスキャッチ。大差の9回も雑にならず、粘って歩いた。この気持ちが次の試合に繋がって欲しい。

途中出場の関根、神里もヒットを放った。やれることをしっかりとやって、チームに貢献して行きたいところ。

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ヤジ

石田は立ち上がり、ストレートの走りは良かった。少し飛ばして入ったのだと思う。ただ、山田に打たれてからどうしても慎重になってしまった。サンタナから三振を奪って、ここは切り抜けた。2回に柴田のエラーでランナーが出て、9番まで回ってしまった。このあたりから流れが崩れ出した。

3回先頭の塩見は良い当たりもライナーを宮崎が好捕。しかし、キブレハンに来日初アーチを許す。2ストライクから膝元を狙ったスライダーが逆球。低いボールゾーンかというところだが、手が伸びるので拾われて打球が飛ぶ。これを割り切ってくれれば良かったのだが、満塁のピンチを招いて内山壮に2点タイムリーを浴びた。ここは踏ん張って欲しかった。

3回で球数が72球となり、ベンチは交代を決断。これは終わってみての結果論になるが、ビハインドゲームなら勝ちパターンの投手を1人も使わないつもりがあるのなら、石田にもう少しイニングを消化してもらっても良かったが、2番手以降の投手がここまで打ち込まれるのは想定外だっただろう。

4回からこの日に登録されたガゼルマンが来日初登板。塩見は低めのスライダーで打ち取った当たりも、内野安打。リクエストも判定覆らず。キブレハンも低めの速球をバットの先で引っ掛けたが、飛んだコースが良くレフト前。不運な当たりでピンチを招き、村上に浮いたチェンジアップをタイムリー。さらにオスナに3ランを浴びて4失点。試合もほぼ決まってしまった。

プロとしてどういう判断があったのか分からないが、素人としてファームの試合を見た時には、まだ変化球も引っ掛けていたし、もう数試合調整をしてからベストな状態で上げた方が良いと感じた。行けると判断してファームが推薦し、1軍も登板できると踏んだのだろうが、本人的にはどうだったのか。ベストな状態で初登板を迎えられていないなら、同情の余地がある。しかも、火が付き始めたヤクルト打線というのは厳しい場面だった。

山田を三振に取ったインサイドへのツーシームは良かったと思うし、低めに投げられていたと思う。村上にカウントを悪くして浮いてしまったのと、ど真ん中に入ったところをオスナがミスしなかった。デビューでこれだけ打たれると、ビロウやブロードウェイという名前が浮かんで来てしまうが、もう少し精度が上がって来るまで見てみたい。ただ、空振りを取るボールがないからリリーフどうなのかなとは思うが。

石田が3イニングで降板、ガゼルマンも打ち込まれて1イニングで下げることなり、すでに7失点。これ以降はいわゆる敗戦処理で繋ぐ必要があるが、全員3連投になる。ベンチとしては何とか乗り切って欲しいという祈るような思いで送り出したと思うが、ヤクルト打線が完膚なきまでに叩きのめした。

1週間以上、登板機会がないかと思えば、いきなりの3連投。しかも、既に火が付き、何のプレッシャーもない中で気持ちよくスイングしてくるところ。実力が少し劣るからこそ勝ちパターンに入っていないわけなので、そんな状況下で登板して抑えるのは至難の業だ。

中川もこの日は失点してしまった。3連投の最後に回跨ぎで43球。厳しい登板だったと思うが、2イニング目は何とか下位打線を無失点に抑えた。

宮國は火だるまになった。全ての球種をジャストミートされ、3発を浴び5失点。全く止めることができなかった。3連投ではあるが、中川と坂本に比べて球数も少なかったので、2イニング行くのではないかと思ったが、続投させることができないくらいだった。

坂本も、これまではずっと先発でやっているので、連投自体がプロではあまり経験がない中、3連投。キブレハンは乗せてしまっていて、ライトにも3本目。村上にはアウトサイド低めへのスライダーが完全に逆球でインハイのボールゾーンへ。それをスタンドまで届かせた村上が素晴らしいとは思うが、坂本も普通の状態ではなかっただろう。

言い訳にはできないし、しないと思うが、間隔が大きく空いた後の3連投。さらに火の付いたヤクルト打線。厳しいマウンドだったことは考慮してあげなければならない。かと言って、このような投手起用を批判するのも違うだろう。3回で降板した石田は、責任があるとは思うが、ビハインドゲームだからと言って、平田や入江を早いイニングで登板できるように準備させるのはありえない。

8月の快進撃でヤクルトに迫り、首位攻防戦ということで多くの観客が詰めかけた。普段来ない人にとっては、この試合しかないし、これだけ観客が集まったのだから、もっと良い試合をして欲しかった。だが、ここでリリーフを無理に使って、9月の連戦を乗り切れなければ、逆転優勝はおろか、CS出場も危うくなる。かと言って、ここでスイープされれば優勝の可能性も激減する。難しい状況下でベンチは継投をプランしたと思うが、全てが最悪な方向へ流れたと思う。

乗せてしまったというのはあるのだろうが、ファーム103打席で2本しかホームランを打っていないキブレハンに3発というのはいくら何でも。ハマスタは良いイメージになっただろう。22年ぶりに7発打たれたようだが、覚えていない。別に2敗になるわけでもないが、今後に向けて対策は必要だろう。

名指しで責めるつもりはないが、何かとこの試合は柴田がポイントになった。初回の2アウト満塁で凡退、2回はエラーで打順が9番まで回り、4回の先頭の塩見の打球もよく追いついたが、ワンバウンドになって僅かに間に合わなかった。アウトにするのは難しかったと思うが、球際の強さというか流れを持っていなかったなと感じた。良いプレーもたくさんあるし、バッティングの状態も良い方なのだが、代打の戸柱が起用されたということも、それを物語っているのかなと。

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キジ

キツい連敗となった。ベイスターズファンは皆、久々に見られる首位攻防戦を楽しみにしていたと思う。自分もその一人で、金曜は予定がなかったけど2日前にチケットを買い、時間休を使って試合開始から観戦した。そして、もともと予定していたこの日も、少し足取りは重くなったが現地へ。

こういう日もあるよね、と割り切るのはなかなか難しい。開幕戦も同じような感じで楽しみにしていた気持ちを打ち砕かれたが、またかという思い。そんなに甘くはないね。諦めるというわけじゃないが、盛り上がった気持ちは一気に冷めたというのは間違いない。それでも、昨年のことを考えれば、まだ2位というポジションで戦えるわけで、前を向いて行くしかないだろう。

やはり名将の高津監督の率いるヤクルトは、凄いなと思った。勝負どころが分かっているというか、ここぞという部分をきっちりと押さえて来る。左腕の石田に対して右の外国人3人を並べ、それが見事な一発攻勢になる。中心の村上は、2位を相手に抜群の集中力で3発7安打。これまではそれほどやられたというイメージはなかったが、恐ろしさを嫌と言う程味合わされている。

2018年に阪神戦で20点を取られた翌日にサヨナラ勝ちして、そこから4連勝したこともあった。そんな感じで切り替えられるように、目の前の試合を取るしかない。これを反撃のターニングポイントにするか、転落のターニングポイントにするかは選手たち次第。もともと借金9もあったチームなのだから、失うものはない。思い切ってやって欲しい。

天気は非常に良かった。風もあって心地よい、少し秋を感じるナイター
一部の野手とスターマン、キララの円陣。真ん中にいたのは例のサワヤンのウサギか?宮崎と佐野もキャッチボールしながら気になってる
スタメン発表のムービーにはガゼルマンが登場。ほろ苦い初登板になるとは。
先発は石田
メンバー表を受け取るのはスターマン。審判はなぜかスタンドを見上げている
ハッピースターダンス。Sarasaもスマホでは全然遠い。
特大の22号ソロを放った牧
分かりづらいけど、最後は宮崎がガゼルマンとタッチ。桑原はカメラ前にスタンバイしているけど、手だけ出してた
ラッキー7はKids diana総出で。
次はこれ。さすがに中座してラーメンを食べに行った。観戦の仕方は人それぞれ。そんなに途中退出はしない方だが、この展開ではね。お腹すいたし

コメント

  1. 終わり より:

    今季ワーストゲームです。もう反撃する気力は完全に削がれました。追う気力を完全に打ち砕いた名将高津
    ホークス4年連続日本一のように、しばらくヤクルト以外は優勝ノーチャンスかもしれません

    • Rocky より:

      東が打たれて17失点した広島戦の後、交流戦明けの借金9で底を打って、ここまでやって来ました。
      16失点での大敗は、精神的にはダメージが大きいですが、2敗や3敗になるわけではありません。
      もともと逆転優勝は厳しい道のりです。この程度の負けで気力がなくなら、そもそも無理な話です。最後まであがいてCSへ進んで欲しいと思います。

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