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小園が初のブルペン入り 佐野が肉離れで離脱

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプは、13日に第3クール最終日を迎えた。キャンプ初日に濃厚接触者となり、合流が遅れたドラフト1位の小園健太が、初のブルペン入り。未明からの雨でメイングラウンドは使えなかったが、内野だけシートを剥がしてケース打撃が行われた。また、佐野が右腹斜筋の肉離れであることが発表された。

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注目の中で高卒らしからぬ投球

ブルペンでは最初の組の三嶋、田中健、エスコバーが投げている中、伊勢とともに背番号18がブルペンに入って来た。木塚コーチに促され、田中健とエスコバーの間へ入り、受ける捕手は伊藤光。プレートの前から数球キャッチボールをした後、ゆったりと足を上げ、軸足に十分に体重を乗せての投球を開始。

伊藤光が座った状態で、ストレートのみを16球。まわりの投手に影響されず、遜色のないボールを投げ込んでいた。堂々としたものだ。伊藤光は、球筋が奥川に似ているとコメントしていた。打席で見た球筋に近いものを感じたのかも知れない。まだ初日で16球なので、これからという感じはあるが、スピンが利いていて角度があったと絶賛していた。

第4クールには練習試合が1試合組まれていて3日間しかないので、一度くらいブルペン入りするだろうか。三浦監督のコメントも高卒ルーキーのボールではないと期待の大きさを表していたが、自分のペースで調整を続けて欲しいと思う。

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伊勢が大学以来の150球投げ込み

小園と同じタイミングでブルペン入りした伊勢は、後ろで小谷アドバイザーが見守る中、150球の投げ込みとなった。小谷アドバイザーからは、躍動感を出すようにと腰の使い方をアドバイスされたようだ。

伊勢も100球を超えて通常ならやめるところだが、小谷アドバイザーの指導もあり、大学4年以来という投げ込み。リリーバーとしてやってきているので、プロ入り後は球数を投げることがなかった。三浦監督も最後の方が良かったと評し、何かを掴んだんじゃないかなと期待を高めていた。

三嶋、山崎のクローザー争いが注目されているが、伊勢も虎視眈々とその座を狙う。昨年は終盤にセーブシチュエーションで登板しながら、いずれも失敗に終わり、その難しさも痛感している。さらにレベルアップをして、二人の争いに加わって行きたい。小谷アドバイザーから指導を仰ぐ機会にも恵まれ、伊勢がさらに進化すれば、3枚の強力なリリーバーが構成できる。今後の投球に注目したい。

そのブルペンでは、オースティンが打席に入り、目を慣らした。最初はエスコバーの投球、続いて三嶋の投球も打席で確認した。「イージーホームラン」と言ったかどうかは分からないが、三嶋とは良い関係が築けているようだ。

ライブBPで登板した4投手以外で、ブルペンには9投手が入った。クール最終日ということで投球を行った投手が多かった。濵口も斎藤コーチとフォームを確認しながら多くの球数を投げていた。

石田、今永、砂田、上茶谷も午後にシャドウピッチング。上茶谷は途中からボールを投げ込んでいた。少しオーバーワークも気になるくらいの意気込み。何とか良い方向へ向かってくれれば良いのだが。

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キャプテン佐野が無念の離脱

大変残念なニュースで、佐野が右腹斜筋の肉離れで離脱することが明らかになった。前日は紅白戦には出場せず、別メニューの練習を行ったと思うが、バットスイングの際だろうか、右の脇腹を痛めてしまった。

藤田が左ふくらはぎの張りで嘉手納へ行っているが、少し重いケガ人が出てしまった。キャプテンが不在となるのは非常に痛いのだが、この時期で良かったと前向きに解釈するしかない。脇腹の肉離れは癖になることもあると聞くので、じっくりと治療に専念して欲しい。開幕に間に合わせたいだろうし、ファンとしても間に合って欲しいが、無理をして開幕後に再発するのが最悪のパターン。それは避けて欲しい。

一方で、大田の存在感が大きくなって来るだろうし、楠本や神里、細川にはチャンスになる。梶原も開幕メンバー入りのチャンスが広がって来る。もちろん、現在は嘉手納にいる外野手も、今後の練習試合で結果を出せばオープン戦で帯同するチャンスが広がる。

14日は1軍の休養日。ファームは14日に練習が行われ、15日が休養日となる。ファームでは牧が屋外でのバッティング練習を行っていた。14日は嘉手納の練習に注目したい。

18日、24日は1軍の休養日。21日は、1軍が嘉手納での練習予定

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