スポンサーリンク

ハマスタ土日祝ナイター今季初勝利 宮崎が4打点

09/02 横浜DeNA13-4読売(ハマスタ)

初回、桑原の二塁打で先制すると、佐野と宮崎のタイムリーで3点をリード。2回に大城卓のタイムリーで1点を還されるも、宮崎のタイムリーで追加点を奪う。6回に岡本和のソロで1点差とされたが、その裏に関根のソロで再びリードを広げると、宮崎の19号2ランで試合を決めた。7回には牧の走者一掃のタイムリーなどで5点を追加し、2桁得点の大勝。先発の石田は5回で降板も2失点で4勝目。

スポンサーリンク

ポジ [Good]

前日の勢いを持ち込んだ初回

先頭の関根が口火を切った。追い込まれたがストレートを巧くレフトへ運ぶヒットで出塁。桑原の打席で、牽制で逆を突かれるも、ランダウンプレーで門脇が落球し、二塁へ進んだ。ミスをしたが、相手のミスでチャンスが広がった。ここで桑原がインサイドに入って来るカットボールをレフト線に打ち返し、先制のタイムリー二塁打。

さらに佐野がストレートをライト前に打ち返して2点目のタイムリー。牧のサードゴロが進塁打となり、宮崎は追い込まれてからファウルで粘り、7球目を右中間へ運んだ。ストレート、フォークとも難しいボールをファウルで逃げ、最後に落ち切らないフォークに泳いだようでしっかりと捉えて右中間へ持って行く技術の高さを見せた。

相手のミスにつけこみ、リードオフマンとして関根が流れを作り、佐野、宮崎の中軸が還す攻撃。前日の勢いをそのまま持ち込んだ。この攻撃で、先発の横川は1イニングで降板となった。

試合を決めた6回

6回表、石田から代わった伊勢が、岡本和に2試合連続の36号ソロを浴びて1点差とされた。6回裏は1番から始まる好打順で、追加点が欲しいところだった。読売は高梨を投入して追加点を許さない執念を見せたが、先頭の関根がインサイドのストレートを巧く打ち返し、打球はライトポール際のスタンドに届いた。この打席は1人で追加点を挙げて見せた。

Point: 6回裏、関根が4号ソロ

2アウトから牧がヒットで出塁すると、ビーディに交代。しかし、宮崎はその初球、低めの速球を捉えると、打球は弾丸ライナーでレフトスタンドへ突き刺さった。試合を決める、2試合連続の19号2ランだった。

この回も関根、宮崎の活躍で、1点差された嫌な流れを一気に変えた。

一気に爆発した7回

7回は、7月26日以来の登板となった三上の乱調に乗じて大量点を奪った。1アウトから山本がヒットで出塁すると、代打の戸柱もライトへのヒットで続く。代走の林が二盗を決めて2、3塁となると、関根は敬遠気味に歩かせた。1アウト満塁で桑原を迎えたが、スライダーが抜けてエルボーガードに当たり、押し出し。

佐野がタイムリーで続くと、牧は初球のストレートを左中間へ弾き返す。走者一掃のタイムリー二塁打となり、この回一挙5点。牧はこれで90打点となり、前日に並んでいた昨年を超えてキャリアハイをマーク。打点王争いでもホームランを放った岡本和に5差とした。

先発を1イニングで代えざるを得なかった読売が、高梨とビーディを投入するも打ち砕き、リリーフが弾切れになったところを圧倒した。8回には野手の北村を登板させたが、山本が2試合連続のホームランを放った。

終盤の大量点でウェンデルケン、森原を温存出来たことは非常に大きい。

上茶谷が好リリーフ

6回表には1点差まで詰め寄られた試合。2番手の伊勢が岡本和のホームランの後、連打でピンチを招いたところで、上茶谷が登板。門脇をフォークでセカンドゴロに仕留め、見事な火消し。さらに、イニング跨ぎで7回も登板し、三者凡退に抑えた。

1点差だったら7回は山崎だったかも知れない。ピンチで登板し、イニングを跨ぐのは難しいこと。今季からリリーフに回っているが、適性を見せる起用さ。伊勢の不振や入江や三嶋の不在も、上茶谷にかなり助けられている。この試合の勝利は石田に付いているが、非常に貢献度の高い活躍だった。

9点リードとなり、8回は田中健。坂本にやや甘く入ったストレートをレフトスタンドへ運ばれたが、内容は悪くなかった。9回は宮城が、投手として入っていた北村に死球を与えてブーイングを浴びたが、力のあるストレートでねじ伏せた。

スポンサーリンク

ヤジ [Bad]

石田は、約2か月ぶりの4勝目を挙げたが、5回68球で交代。「もっと長いイニングを任せてもらえるように細かなところまで突き詰めたい」と敗戦投手のようなコメントになった。

齋藤隆コーチのコメントでも状態は良くないと見ていたし、三浦監督の試合後インタビューでも石田本来の投球ではなかったと言っていた。何とか2点に抑えていたが、ベンチとしては早めに代えるべきと見ていたようだ。

6回は3番の秋広から始まるということもあり、交代を決断したと思う。前回は初回だけで6失点しているし、一度捉えられたら止められないという不安もあった。石田なら行けるという信頼は勝ち得ていない。実際、立ち上がりの失点も多いが6回が鬼門という印象もある。失点数だけでなく、テンポや内容で長いイニングを任せる信頼を勝ち取らなければならない。

スポンサーリンク

キジ [Other]

7月2日までは、ハマスタでの土日祝の試合は全てデーゲームだった。その間、15戦13勝2分と無敗だった。

7月15日から土日祝もナイター(17時開始を含む)となったが、ここまで9戦全敗。10試合目にしてやっと勝利した。3日は17時開始だが、9日のヤクルト戦からは、再び土日祝はデーゲームに戻る。最後のナイターは勝利で締めたい。

4連勝で61勝目。貯金を6とした。オールスターは43勝38敗2分の貯金5で迎えたので、後半戦だけで貯金ができたことになる。広島の貯金14まではまだ距離があるが、まずは2桁への復帰を目指して行きたい。

9月は連勝スタート。宮崎の復帰で打線は活発になっている。4月は16勝6敗だったが、あの時も宮崎が異次元の高打率を残していた。ケガの心配は常に付きまとうが、シーズン最後まで走り切ってくれたら期待が持てる。そして、今年を象徴する活躍だった関根も躍動していた。8月はかなり苦しんだが、9月に入って連日の活躍。ここも4月の戦いを思い出させる。

3日は濵口が中10日で先発する。前回も悪くはなかったが、味方のエラーでピンチが広がったところで、踏ん張り切れずに押し出しで決勝点を与えた。ハマスタの読売戦は、ホーム開幕戦で負けを喫しているのでリベンジしたいところだ。読売は、井上温が今季4度目の先発。過去3回はいずれも5回を投げ切れておらず0勝1敗。DeNAとは今季初対戦となる。

夕方から雨の予報になっており、敵は天気かも知れない。打線が活発で連勝し、勢いに乗っているところで一気に3連勝と行きたいところだが、天気を含めてどうなるか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました