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ソトの3ランから一挙5点 小園が2回無失点

02/25 中日5-7横浜DeNA(Agre北谷)

3回にソトが低めのストレートをレフトスタンドへ3ラン。さらに宮崎、戸柱、蝦名の連打に敵失も絡み、一挙5点の集中打を見せた。先発の濵口は4回で5四球と制球に不安を残した。2番手の小園がオープン戦でプロ初登板。球威も感じさせて2回を無失点。エスコバーは味方の守備に足を引っ張られたが、同点のピンチを断った。

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主力頼みの感は否めず

いよいよオープン戦が開幕。古巣相手で1番ショートに京田を持ってくる、三浦監督も意図してのオーダー。佐野、ソト、宮崎と中軸が揃ったオーダーは、3回に集中打で逆転した。これまでの練習試合では、控えや1軍当落線上の選手に結果が出ず、得点力不足が露呈していたが、中軸がしっかり打てばやはり迫力のある打線。しかし、主力頼みの感は否めず、層の薄さが気になる。

ソトは低めのストレートをしっかりと捉えた打球だった。WBC出場ということもあり、早めの仕上げでバットの出も悪くなさそう。プエルトリコはフロリダラウンドで、3月11日に初戦を迎える。チームにはアメリカで合流することになるか。凄いメンバーが集まるようだが活躍を期待したい。

宮崎も2打数2安打ときっちり結果を出して退いた。佐野は初回に犠牲フライで先制点をもたらし、3回は少し浮いたストレートをレフト線に運び、チャンスを拡大した。核でもあるこの二人は欠かせない。

京田は古巣相手で、同期入団の柳からいきなり二塁打でチャンスメイク。風に流された打球が落ちるラッキーな面もあったが、印象としては京田が敵に回ったら嫌だなというのは与えられた。それが2打席目でのストレートの四球に繋がった。ソトの3ランで還り、2得点と1番打者として役割を果たした。守備でもサードに回り、4回の1アウト満塁から田中の打球を好捕し、併殺を取った。まだオープン戦1試合に過ぎないが、京田が中日戦でキツい恩返しをする姿が見える。

蝦名がマルチヒット、森は途中出場でタイムリーと若手にも結果が出て、12安打7得点と対外試合では久しぶりに活発な攻撃となった。主力を脅かす存在がもっと出て来て欲しい。

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小園が大器の片鱗を見せる

濵口は、昨年後半に四球が大幅に減った投球から一転、かつての制球難を露呈。まだ調整段階で新しいボールも試しているからということであれば良いが、若干不安は残る。開幕の阪神3連戦で投げる想定なら週末に投げて行くと思うが、来週以降のハマスタではピリっとした投球を見せて欲しい。

2番手は小園が登板。昨年序盤は試合で投げることなくファームで体づくり励んだこともあり、オープン戦はプロ初登板。2年目のシーズンで初戦に投げられたこと自体、プラスに捉えたい。内容としても、球威を感じさせる投球だった。北谷のスピードガンは何も表示されていなかったが、打者が押されるボールもあったので、数字とは関係なく球威は上がって来ていると思う。次の登板も注目したい。

山崎は7回に登場。通常なら9回で、レフトスタンドは応援団が演奏するZombie Nationに合わせてヤスアキコールだが、7回だと燃えよドラゴンズが演奏されており、それもなく投球練習が終わってしまった。シーズンに入れば、ヤスアキJumpで迎えられるだろう。村松を歩かせたが、低めのツーシームを見られていただけだし、実戦初登板と考えれば、非常に良かったと思う。

エスコバーは、いきなり細川にヒットを打たれ、福元も連打で1、2塁という場面で、セカンドゴロを林が二塁へ悪送球。8回4点差でノーアウトということを考えれば、捕った体勢とランナーの位置からしても無理に二塁へ投げる場面ではないし、送球も雑だった。オープン戦でこれを経験できたことをプラスにする為にも、判断力を磨いてほしい。

1点を失って1、3塁となり、続く加藤のライトフライは、勝又が強風で目測を誤り、バックアップの蝦名もカバーできず。これはライトの打球なので、完全に勝又の責任。ハマスタでも強風の日はあるわけなので、これもオープン戦での失敗を今後に生かして欲しい。守備に足を引っ張られたエスコバーは、2点差となってなおノーアウト2、3塁と一打同点の場面だったが、龍空、後藤を連続三振に取り、村松を打ち取ってリードを守った。このあたりは本気になったのか、さすがの内容だった。

前半のオープン戦は、練習試合と同様に勝ち負けは全くどうでも良いと思っているが、ここまでずっと負けが続いていたし、初戦に勝てたことは気分としては良い。引き続き、主力以外の選手が結果でアピールしてくれることを期待したい。

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北谷の観戦レポート

22日から26日まで沖縄に行って来た。22日は先に一人で入ったのでじっくりと観戦し、友人が到着するまでにブログも更新したのだが、それ以降は観光に飲みにエンジョイし、ブログの方は休ませてもらった。コロナ2019の影響もかなり小さくなって来たので、今シーズンは公式戦でもこのように飲みを優先するシーンも多いかと思う。書いた時はお付き合いいただければと思う。

25日の試合はだいぶ後から書く形になったが、この部分がメイン。当ブログは通常、オープン戦から「ポジ = Good、ヤジ = Bad、キジ = Others」の形式で書くが、今回は試合はさておきなので、北谷の様子を簡単にレポートしたい。

この日はレンタカーで北谷入り。球場の駐車場は一杯で、向かいにあるイオンの駐車場を利用。バンテリンドームもイオンが隣接しているが、中日とは縁があるようだ。北谷のアメリカンビレッジのカラフルな建物が見える。

イオンから横断歩道を渡るとAgreスタジアム北谷の入口。そこから球場の入口まで出店が連なり、賑わっていた。

案内図はこんな感じ。中日の1軍キャンプ地なので、陸上競技場、サブグラウンド、ドームの室内練習場、ブルペンと全て完備。町としてもいろいろ揃っているので、宜野湾よりも良い場所にある。

バックネット裏からの写真。アトムホーム宜野湾よりもファウルグラウンドが広く、少し客席と距離はあるだろうか。

生憎、気温が低めで強風。風が冷たい為、体感温度はかなり低かった。これだとハマスタの3月のオープン戦と大差ないかも。それでも、内野はかなりの観客で埋まっていた。アメリカ軍関係なのだろうか、家族連れのような外国人もたくさん来場していた。

スコアボードの向こうが対岸の宜野湾周辺。ベイスターズのキャンプ地とは隣の町で、車で10分くらいのところにある。

ソトの3ランなどでベイスターズが逆転し、優位に進める。ビジターゲームで外野からラッパの演奏が聞こえるのはかなり久しぶりで、逆に違和感があるくらい。オープン戦なので、応援歌がまだない選手の時には、昔懐かしの応援歌が演奏されていた。

古巣と対戦する京田、先発の濵口。

2番手で小園が登板。やっと現地で彼の投球を見られた。

カメラマン席で見守るドアラ。

ちょうどネットを張るロープに邪魔される位置だったが、背番号0の細川。強風で寒すぎてウィンドブレーカーを脱げなかったが、中には背番号52のユニフォームを着ていた。

5回のグラウンド整備中に、キャンプ限定グッズなのだろうか、バスタオルを広げてアピールするドアラ。

燃えよドラゴンズが演奏される中での登場となった山崎。

松尾汐恩のオープン戦初打席。結果はライトフライだが、しっかりと振って行けたと思う。

守備に足を引っ張られたエスコバー。ちょっと気の毒な面もあったが、最後は気持ちが入ってピンチを断ち切り、本番さながらの投球だった。

エスコバーを打つようなら本物と言っていたら、見事にセンター前ヒット。

細川のヒットも見届け、エスコバーが何とかリードを守ったところで、寒さに耐えきれず球場を後にした。

最後にオマケとして球場のまわりの様子を。

途中、ファウルボールがスタンドを越えて行き、屋根に打球が当たってバーンといっていたブルペン。三塁側のすぐ脇にある。

こちらはその左側にあるサブグラウンド。

北谷の街もゆっくりと見たかったが、那覇に戻って飲みに行くことにしていたので、車で戻った。移動手段がほぼ車なので、渋滞が凄かった。途中、浦添のANA BALL PARKの前を通過。こちらにはヤクルトファンはもちろん、阪神ファンの姿も目立った。

この時期の沖縄はセ・リーグ全ての球団が集まっているし、プロ野球ファンの姿が多く見られた。さまざまな行動制限も解除されつつあり、国際通りも昨年4月とは比べ物にならないくらい、人で溢れていた。日曜には国際通りが歩行者天国になっていたし、観光も賑わいを取り戻しつつある。昨年よりも長く沖縄に滞在し、さらに満喫できたかなと思う。友人も移住しているので、また訪問できればと思う。

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