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梶原が2試合連続弾!濵口4回を44球で無失点

03/10 横浜DeNA1-3埼玉西武(ハマスタ)

2回、先頭の梶原が10球目をレフトスタンドへのホームラン。2試合連続の一発で大きくアピールした。先発の平良は、4回にアギラーに一発を浴び、さらに連打され、内野ゴロ間に逆転を許した。変化球に課題を残す登板となった。5回から登板した濵口は、44球で4イニングを投げ切った。テンポの良い投球で、開幕ローテーション入りをアピールした。

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ポジ [Good]

前日に途中出場し、8回に同点ソロを放った梶原が、この日は6番レフトでスタメン出場。最初の打席、松本に対して4球連続でファウルし、粘りを見せた。10球目、アウトサイド高めのストレートを振り抜き、打球は左中間スタンドまで届いた。

前日から2打席連続ホームランと言うことになるが、いずれもレフト方向への長打という点が素晴らしい。逆方向へ強い打球を打てる選手はそうそういないだけに、魅力的。バットコントロールも良いし、盗塁を狙えるくらいの俊足もある。

昨日も書いた通り、関根、度会らライバルも多いが、開幕1軍だけでなくスタメンも狙って行きたい。今週はファームからゲーム参加という形で合流していたが、正式に1軍昇格となった。来週もアピールを続けて欲しい。

5回から2番手で登板した濵口が、44球で4イニングを投げ切った。濵口と言えば、1イニング20球ペースというのは珍しくないだけに、らしくない投球という感じだった。最初のイニング、源田をセカンドゴロに打ち取った後、西川に1ストライクから4球連続ボールで歩かせた。多くのファンが始まったと思っただろう。しかし、若林をセンターフライに打ち取ると、ガルシアには2ストライクからのチェンジアップで空振り三振。

6回、7回と三者凡退でテンポ良く簡単に片付け、8回も1アウトから若林にヒットを許したが、後続を落ち着いて打ち取った。前回もストレートが良かったが、そこは引き続き良い状態。それだけにチェンジアップも効いて来る。濵口も開幕ローテーションを争う立場で、一歩近づいたか。

この日は日曜に登板したが、ローテーションを任せるとして、ハマスタの広島戦よりも阪神戦の方が良いのではないかと思う。次の登板がいつになるのか、注目したい。

度会が初回にヒットを放ち、これで出場10試合連続ヒットとなった。初回、宜野湾でもやっていたが、バットに重りを付けてスイングした後、その重りが外れなくなった。尚典コーチに渡して地面に叩きつけるも外れず、代わりのバットが渡されたが、ようやく外れて戻すドタバタ。度会のスイングが速過ぎて重りがバットにハマり過ぎるのか。見ていて面白いが、頻繁にあると問題なので気を付けたい。だが、しっかりと付かないと飛んで行ったら危ないので難しいところ。

バッティングの方は、際どいストレートを選び、3ボール1ストライクからアウトサイド寄りのストレートを強烈なライナーでライト前へ持って行った。この日は4打席でヒットは1本だったが、しっかりと毎試合ヒットを打てているのは、レギュラーとして必要な要素。できれば四球でも良いのでもう1回出塁したいところだったが、出塁率.500でOPS.976と現状では文句のつけようがない活躍。このまま1番のスタメンを勝ち取って欲しい。

佐野は、3打席目でこれは行ったかという打球を放った。僅かに届かず、リボンビジョンの上部に当たって二塁打だった。最近は新フォームでレフト方向への巧いバッティングが目立っていたが、こういう思い切った当たりも出れば、より状態が良くなって来るだろう。

石上はノーヒットだったが、最初の2打席は四球を選んで出塁。3打席目も真ん中付近のカットボールを捉え、左中間への大きなフライだったが、ここは西川がファインプレーでキャッチ。抜けていれば貴重な同点打だったが、バッティングの状態は引き続き良いと思う。

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ヤジ [Bad]

伊勢が、ようやくオープン戦初登板。あえてスロー調整なのか、何か問題を抱えているのかは分からない。ここ最近の他の投手から比べると、ストレートの球威が物足りないように思えた。コルデロはファーストゴロに打ち取ったが、渡部への2球目のカットボールがアウトサイド高めへの失投となり、しっかりと捉えられ、レフトスタンドへのホームランとなった。残りの期間で精度を上げて行けるだろうか。

2回の走塁中に、大田が足を痛めた。1アウト1、2塁で度会のゴロで三塁へ進んだ際、自ら田中コーチに申し出て、ベンチへ歩いて戻った。普通に歩けていたので違和感くらいかと思ったが、試合後に左ハムストリングの肉離れと発表された。開幕は厳しいと思うが、しっかりと治して戻って来て欲しい。

寒いコンディションで、誰しもリスクはあったと思う。年齢的なものもあるだろうが、ちょっとケガの離脱が多過ぎる。やっているとは思うが、コンディションの作り方、ストレッチ、栄養面でどこか再考が必要なのかも知れない。

柴田は、4回の守備でコルデロの一二塁間のゴロにダイビングキャッチをし、左肩を痛めた。左肩脱臼と診断となり、こちらもリハビリ組に回る。牧は体調不良でこの日は自宅療養となったが、離脱者が相次いでいるのは気になるところ。来週はようやく気温が上がって来るが、まだまだ寒い日もあると思うので、開幕が近づく中でのケガには注意したい。

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キジ [Other]

オープン戦が本格的に始まり、今週は5試合を消化した。先発ローテーションを争う投手の中で、小園、中川颯、ジャクソン、濵口といったところが好結果だった。東は開幕投手が決定し、精度を上げて行けば問題ないだろうし、平良も微調整でもっと良くなりそうな投球だった。ファームで登板した森唯斗は、次はオープン戦になるだろうか。生き残りを懸けた登板になりそうだ。

次は12日にヤクルトとハマスタでのオープン戦になるが、現状だと12日の午後はかなり強い雨が降る天気予報となっている。このまま行くと開催は難しいかも知れない。同日にはファームも横須賀で教育リーグのヤクルト戦が予定されているが、こちらも厳しいかも知れない。

開幕1軍を争う選手にとっては、アピールの機会が減ることになる。今週後半からはレギュラーの出場も長くなり始めるので、限られた中で存在感を示して行きたい。ケガでの離脱は残念だし、チームとして痛いが、その分残った選手にはチャンスにもなる。目の色を変えて、残り2週間のオープン戦を戦って欲しい。

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