横浜DeNAベイスターズは、12月6日にファンフェスティバル2020を開催した。シーズンオフはウィング席の新設などの工事の為、横須賀スタジアムでの開催が続いていたが、今年竣工し4年ぶりにハマスタでの開催となった。しかし、コロナ禍で感染対策をしながら、多くの制限がある中での開催となった。
所感
ファンフェスの内容をダラダラと文章で書いても読みづらいだけなので、箇条書きで印象に残った点だけ記載する。TBSチャンネル2で見たので、ハマスタ内のメインプログラムのみ。
- オープニングセレモニー
- 3チームに分けて紹介。青組:佐野キャプテン、白組:今永キャプテン、星組:山崎キャプテン
- 今永、すごく久しぶりに見た感
- 佐野キャプテンの短い開会宣言
- 新入団選手紹介
- 各選手、ユニフォーム姿で登場も、マスクをつけた状態で各自自己紹介
- 後で見ればコロナの年だ、となるのかも知れないが、お披露目ならマスクなしでできるようにしてあげた方が良かったかな(入団発表は別にあるが)
- 入江は何かやって欲しかったが、今年はちょっと難しかったか
- ハマの画伯王決定戦
- 安定の井納はDB.キララを見事に描く。さすがキャラ弁を作るだけある
- 三嶋も見事に伊藤裕季也を描いて面目躍如
- 伊勢の描いた戸柱像が良かった
- パターゴルフ
- 宮崎、梶谷の同級生二人が上手かった。この二人を来年も見られるのか
- ニコちょっと酷過ぎでしょ
- ベイスターズクイズ
- 嶺井イジりがすごい。確かに登場曲分からんけども
- 通常のクイズはそんなに難しくなかったが、前座に過ぎず
- 本命のモノマネクイズに安定の上茶谷登場
- カジのモノマネは流石だった。彼に気持ちは届いたか?
- 絶対に当たらない答えからの大貫のショボいヒット完コピは爆笑
- DB☆Project
- 絶対にスベるコーナーだと思ったが、勝又が意外な才能を披露
- 後ろでジャマでしかない齋藤はんは今年も裏切らず
- 山本も明るいキャラとは聞いていたが、ここまでやり切るとは
- 森くん、マジでアイドルグループのメンバーを超えている
- ハマコレ2020
- 個人的には興味薄のコーナーだが、今年はオチ担当がいなかった
- 割とガチな勝負で坂本が優勝。個人的にもこれが一番かな。楠本も良かった
- 結局全員からウインクをもらうMC
- 結果発表
- ファイナルセレモニー
- 中止となった2020年の交流戦スタメン発表PVは「鬼滅の刃」だった
- お蔵入り寸前だった、LiSAの紅蓮華に乗せた和風のカッコいいPVを公開
- 当然、番長登場。2軍監督ではあるのにスーツにリーゼント
- この日、佐野と話して2021年も引き続きキャプテンを任せることになったと報告
オンラインイベント
今年はコロナ禍ということもあり、同時にオンラインだけのイベントが開催された。球団公式のYou Tubeチャンネルでは無料で、球団OBの荒波氏、小杉氏のMCによるトークイベントが配信された。12月13日までアーカイブにて閲覧が可能。
そのほかにも有料の配信コンテンツとして、選手とオンラインで会話できる「オンラインミーツ」やグッズ付きの「今日から!エクササイズ」などが開催されたようだ。
You Tubeは、ハマスタのメインイベントの配信はなかったので、TBSチャンネル2でメインを見たあと、アーカイブで全トークを見させてもらった。こちらも簡単に振り返り。
- オープニング
- tvkでのベイスターズ応援番組のMC経験のある荒波、オンラインハマスタでも登場した小杉のMCだったが、最初は緊張している感アリアリの進行
- 小杉は在籍時からイケメンと言われていたが、髪形のせいか一瞬雄洋に見えることがあった
- BAY TALK同世代編
- 山崎、国吉、山下の3名。珍しい組み合わせ感がある
- 開幕延期中の調整方法やヤスアキマイクの振り返りなど
- 幸輝の大声は「つい出てしまう」とのこと
- BAY TALK若手編
- 今永、阪口、蝦名の3名。今永は若手とのこと
- 蝦名のパフォーマンスは、にんにくパンチに決定
- 今永と阪口はガッツポーズがダサいブラザーズ
- スターマン大好き選手
- アメトーークのオマージュ企画。芸人→選手
- 戸柱、伊藤裕、乙坂、宮本の4名。人選が苦しい
- 倉本がスターマンの良さを知らない側として登場
- 結局のところ、スターマングッズの宣伝か?
- なりきりスターマンの出落ち感がある企画ではあった
- 結局、ゴリ押しした乙坂が優勝
- 演技王
- 国吉、山下、坂本の3名
- 激辛バージョンのカレーを食べ、辛いというリアクション
- 割と3人ともちゃんと演技が出来ていて、うまく行ったか
- 激辛は幸輝、坂本はプリンを食べていた
- クリスマスパーティー
- 宮崎、柴田、益子、田部の4名がクリスマスの仮装で登場
- 柴田のあざといトナカイでファンも喜んだ?
- 益子の特技はルービックキューブ。40秒弱で完成させた
- 結局はたたいてかぶってジャンケンポンがメイン
- ここの人選だけは共通点があり、全員12月生まれ
- 乙坂と阪口がサプライズでプレゼント
- BAY TALK野手編
- 森、倉本、宮崎の3名
- 森の初ヒットの感想「感触はなかったけど歓声で入るのかなと」
- 倉本が左投手に数字が良いのは特に理由なし!
- 宮崎は開幕前の宣言通り3割達成
- ここでも何故かスターマンの格好をさせられる
- その他
- 「コンテンツ」を言えない荒波MC
- それでも一生懸命盛り上げてくれたMC二人にも感謝
年に一度の特別な日
今年は特にファンとの触れ合いがほとんどできないシーズンだった。この日も第3波の真っ只中ということで、万全の感染対策のもと、直接触れ合うことはできないが、いつもとは違う姿を見せたり、ガラスやアクリル越しながらも少し触れ合いがあったり、球団と選手が何とかファンへの感謝を伝えようと企画、そして当日の頑張りを感じることができた。
選手の歌やダンスを見るのがいいのか、お笑いみたいなおふざけがプロ野球選手なのかという声があるが、そういうことよりも気持ちの問題。森、宮城、中川、東妻の4選手がNiziUのダンスをきっちり踊っていた。ちゃんと寮で練習してくれている気持ちが嬉しいわけで、本当なら無理やり踊らされている感が出ても不思議ではない。若い選手だということもあるが、1軍でも出場したドラ1があれをやってくれる雰囲気というのが良いではないか。
勝又にしても、齋藤にしても、今年は本当に苦しいシーズンだったと思う。それでも、この日はそういうこととは関係なく、自身も楽しみながらファンを喜ばせてくれる。そういう姿に、来年こそは頑張ってくれよという気持ちになる。それがこの特別な時間だ。
今永にしても、山崎にしても、本来はもっと盛り上げてくれる選手だが、彼らなりに悔しいシーズンを送り、できる範囲でファンを喜ばせようとしている。この場で懺悔し続ける彼を見たいのか?いや、そうじゃない。今年の成績は厳しいものだったが、暗闇に包まれた開幕延期の中、ヤスアキマイクで盛り上げてくれたことは忘れない。そんなことをしてたから不振なんだと言われてしまうのは仕方ないことだが、それとこれは別だと思う。
今年は大声も出せないし、選手の近くに行けなかったので、梶谷や井納にどれくらい残ってという声が届いたかは分からない。それでもこれが最後のベイスターズのユニフォーム姿にならないことを願っている。
DB.キララを見事に描き上げた後、夜にはヤクルトと読売の2球団と早速交渉した井納はちょっと分からないが、彼は残るにしても出るにしても、我々の想像のナナメ上を行くコメントを残すだろう。結果をもう少し待ちたい。
プロ野球選手としてファンと楽しい時間を過ごすことができる選手の一方で、翌日7日はトライアウトが行われる。ここで戦力外となった選手の獲得が解禁される。明日以降はその動きも見て行きたいし、FAも公示されて交渉が始まって来る。ストーブリーグも本番を迎え、2020年も終わりが見えて来た。
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