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半分の60試合を消化 9月は13連戦で開始

DeNAは、2020年シーズンの公式戦120試合の半分となる60試合を消化。各チーム8月末で凡そ半分を終えた形になった。現状では11月頭まで公式戦が組まれているが、残り半分を2ヶ月ほどで終える強硬スケジュールとなる。9月はいきなり13連戦で開始となる。

セ・リーグ各チームの推移

読売は常に5割ラインを超えており、少しずつ着実に貯金を増やしている。7月半ばにヤクルトに首位を譲ったが、それ以外は先頭を走り続けている。DeNAは途中6連敗があり借金3に交代したが、最大貯金5まで盛り返した。8月末時点で貯金3で2位だが、読売との開きは大きい。

ヤクルトは7月半ばに首位に立つなど、前年の最下位から躍進を見せたが、8月に入って完全に失速して最下位転落。苦しい戦いが続いている。阪神は開幕3連敗でスタートし、早々に借金8を抱えたが、7月に入るとボーア、サンズ、大山ら打線の力もあって、一気に借金を返済。8月は一進一退という形で3位につけている。

中日は阪神に代わって最下位に転落し、2桁借金寸前という状態だった。しかし、故障者が戻り、借金を1まで返してAクラスに浮上したが、8月最後は負けが込んだ。なかなか5割ラインを超えて行けない。広島も波に乗れない。序盤は貯金を作ったが、7月に入ると借金生活。クローザーがなかなか決まらず、大瀬良の離脱も痛かった。

読売の1強状態で、貯金を少し持っているDeNAが追いかけるか、という状況の前半戦だった。5チームがなかなか決め手がなく、読売を追いかけられそうな状況にない。CSのない今季、どこかのチームが貯金10のラインを超えて、マッチレースに持ち込めば面白いのだが。

ベイスターズの打線

開幕時構想60試合目
8梶谷8梶谷
4ソト6倉本
9オースティン3ソト
7佐野7佐野
3ロペス5宮崎
5宮崎2戸柱
2伊藤光4大和
6大和1ピープルズ
1今永9神里
※対比のため、開幕スタメンは実際のものではなく、予告のものとした

開幕前に前評判が上がったのは、外国人の出場選手登録を5名までに拡大されたことだった。6名の外国人選手を抱えるDeNAが、うまく枠を使えばかなりの戦力になると言われた。ソト、ロペスに加えて新外国人選手のオースティンがオープン戦、練習試合から結果を出し、開幕スタメンに3人の外国人が連ねる構想だった。

しかし、開幕3連戦はコンディション不良でオースティンは代打での出場となった。4試合目から出場し、期待通りの活躍を見せたが、ケガでの離脱を繰り返した。結局、ここまで22試合しか出場していない。そして、外国人枠の関係でロペスがベンチを外れる試合もあったため、今年の目玉とされたオースティン、ソト、ロペスが並ぶオーダーは、僅か15試合しか実現していない。

一方、梶谷が完全復活し、1番に定着し続けた。かかとを痛めて数試合欠場したが、58試合で.291、チームトップの11本塁打、6盗塁は期待通りの活躍だろう。体重が減ってきてしまう後半戦に不安はあるが、このままシーズンを通して活躍し、復活と行きたい。開幕からヒットが出ない状態が続いた倉本も、復活を見せている。特に左腕相手に成績が良く、大和や柴田を押しのけてショートに入っている。ここ数年は苦しいシーズンだったが、今年は大きな戦力になっている。

そして、何と言っても4番がしっかりしていることが大きい。4番キャプテンに抜擢したラミレス監督でさえも驚く数字ではないだろうか。代打で活躍したとは言え、レギュラーとして試合に出続けるのはプロ入り初。その苦しさを体感するシーズンになると思っていたが、62試合を終えたところで全ての試合に4番でスタメン出場し、.339、10本、41打点は素晴らしい。出塁率も4割を超えており、立派な4番打者の仲間入りだ。

セ・リーグを見渡せば、佐野と同級生の鈴木誠也、大山、さらにそれよりも若い岡本、村上と新しい世代の強打者が育ってきて、一気に世代交代が進んだ。中日はまだ先になるが石川昴に期待か。

外国人野手が想定通り働けていない中、こういったメンバーがカバーして、何とか貯金をもたらした。むち打ちから復帰が見えないオースティン、2軍で調整中のロペスはまだ不在が続くと思われるので、ここからが正念場になる。

ベイスターズの投手

開幕ローテ8月末
今永大貫
ピープルズピープルズ
平良上茶谷
濵口濵口
井納井納
坂本阪口

今永は本来の投球がなかなか出来ていなかったが、5勝を挙げて順調にチームを引っ張った。そして、平良は12球団唯一の8試合連続QSをマークし、防御率もトップに立つなど、大きく飛躍した。左右のエースとして活躍し、9月のSTAR NIGHTのユニフォームのモデルを務めた。

ところが8月半ばに相次いで故障で離脱。非常に苦しい事態となった。それでも、今年復活というよりも進化を見せている井納が5勝を挙げる活躍で、最年長として先発陣を引っ張った。さらに、大貫が5連勝の活躍でローテの中心を担った。彼らの活躍で大きく壊滅することなく維持できている。

濵口は開幕最初の登板で完封目前で交代したが、その後は6回途中で降板するマウンドが続いた。荒れ球が持ち味だが、チームに勝利をもたらすまでには至っていない。8月最後の登板で少し光が見えたか。今永、平良の離脱が続くのであれば、濵口が中心を担わなければならないだろう。

デビュー戦で圧巻のピッチングを見せ、プロ初勝利を挙げた坂本だったが、その試合で足を痛め、思いのほか回復に時間がかかった。9月の13連戦で復帰すると見られるので、期待が高まる。開幕に出遅れた上茶谷も未勝利。まずまずの投球は見せているので、勝てる投球をしていきたい。

先発が揃わず、櫻井、中川、阪口らを起用したが、結果は出ず。武藤、伊勢を先発に立ててブルペンデーで凌いでいるが、連戦が続くためリリーフへの負担も大きい。

投手勝率打率防御率平得
今永9630.667.2562.894.0
ピープルズ5230.400.3085.206.2
平良9450.444.2623.424.2
濵口10352.375.2693.543.5
井納8530.625.2622.782.9
坂本11001.000.3511.0010.0
櫻井11001.000.3163.005.0
大貫9630.667.2642.434.3
中川2020.000.3338.444.0
上茶谷4211.667.2705.004.8
武藤11001.000.3144.006.0
阪口2020.000.2225.822.0
伊勢1010.000.1673.380.0
6231283.525.2703.584.1

打率、防御率、平均得点は先発が投げている間のものだけではなく、その試合全体の数字になっている。

井納が少ない援護の中、しっかりと勝利をものにしていることが分かる。また、援護がなかったり、リリーフが逆転されたりして、平良の先発試合であまり勝てていないことも響いている。武藤の日はうまく行ったが、中川、阪口、伊勢といった先発でマイナスが積み重なり、今永、大貫、井納での貯金を食い潰しているといった格好だ。

まとめ

投打ともに陣容が万全ではないが、どこのチームも同じような状況ではある。左右のエース2枚が離脱していることは非常に大きいが、他の投手がチャンスをものにして欲しい。13連戦は厳しいが、台風シーズンでもあり、全ては開催されないのではないかと思う。中止をうまく使いながら先発、リリーフともにやり繰りして欲しい。

打線はオースティン、ロペスのパワーヒッターを欠く分、ヒットを繋げて得点していきたい。梶谷の他にも神里や細川の足を使いながら効率的な得点が求められる。引き続き佐野、宮崎が走者を還していくことが不可欠。しかし、これ以上の離脱を防ぐためにも、少しずつ休ませつつ、割り切って戦っていくことが求められるだろう。

勝負の後半戦、ヤマ場の13連戦が幕を開ける。

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