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無得点続く広島に連続エラーでアシスト 打線は後半沈黙

05/14 広島東洋9-2横浜DeNA(マツダ)

2回、ソトと牧の連続エラーでノーアウト2、3塁のピンチを招き、小園のタイムリーで広島は22イニングぶりの得点。貧打に苦しむ広島をアシストしてしまった。直後の3回に大和のタイムリーなどで2点を返したが、先発のロメロが4回に、松山に2点タイムリーを打たれてKO。終盤、三上、伊勢が失点を重ねる一方、打線が4回以降ノーヒットに終わって大敗。

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ポジ

良いところがほとんどない試合。打線は3回の2点のみに終わったが、ロメロのヒットは高いバウンドが幸いした。全力疾走したことには好感が持てる。桑原の二塁打は、薄暮で羽月が打球を見失ったもの。きちんとしたヒットは大和のタイムリーくらいだろうか。逆にオースティンの一二塁間を抜くかという打球は、菊池涼の守備範囲が広かった。

投手陣ではロメロの残したピンチを断った砂田、2イニングをノーヒットに抑えた国吉が良かった。羽月を歩かせたが、嶺井とのバッテリーで盗塁を刺した。

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ヤジ

不運もあるがスタミナが不安なロメロ

初回、先頭の菊池涼に三塁線を抜かれて二塁打。1アウト3塁というピンチだったが、無失点で切りぬけた。乗って行きたいところで、完全に打ち取った当たりを連続エラー。小園のタイムリーで1点を失うが、セカンドランナーはオースティンのバックホームでアウトにできた。しかも、小園は一塁で止まっていたので、最少失点で止めておけばまだチャンスはあった。

石原の2球目が高めに入り、ヒットで繋がれたのが痛かった。投手の高橋昴に送られて、最初の打席で二塁打を打たれている菊池涼には勝負し切れなかった。羽月に2点タイムリーを許して3失点。自責はゼロとは言え、ここはもう少し踏ん張りたかった。

2点を返してもらったが、4回は1アウトから高橋昴にヒットを打たれた。2ストライクからなので、これはミスと言っていいだろう。前の試合でもバントをしようとしている投手に四球を与えてしまったが、投手の打席がカギになっている。再び菊池涼を歩かせ、羽月は打ち取ったが、鈴木誠も歩かせて満塁のピンチ。4番に入っている松山には真ん中やや低めの速球をショートの頭へ弾き返された。

4回はボールの押さえが利かない感じだったし、速球も146キロ程度になっていた。150キロを超えるという触れ込みで、ファームではそのくらいのボールを見せていたが、この日は140キロ台が中心だった。これで先発失格というのは早過ぎるが、現状はまだスタミナ面に不安がある。

昨年は大麻の所持でアメリカに入国できずドミニカ共和国に引き返し、ビザが再取得できずに出場できなかった。2019年もリリーフとしての登板で、先発として長いイニングを投げることには疑問符が付く。それだけに、キャンプから合流して適正も見たかったのだろうが、遅れての来日でしかも新型コロナウィルスも陽性だった。チーム事情で先発として起用されているが、投げながら状態を上げることを期待しているのだろう。

自責は2点ではあるが、次回を与えるかどうかは分からない。ただ、もう少しボールの質が上がって来ないと厳しいかなという印象。

守備で自滅、広島打線を点火

西川が俊足ということでソトが捕りに行ったのかも知れないが、セカンドの打球だろう。そして、牧は安部ということを考えれば併殺は際どいし、打順を考えれば、走者と重ならないように投げなければならなかった。捕った位置と体勢も考えれば、一塁でアウトを取ることを考えなければならなかった。

ノーアウト2、3塁となり、小園のタイムリーで22イニングぶりの得点を与えてしまった。初回も1アウト3塁で得点できず、重苦しい雰囲気だっただけに、見事なアシストになってしまった。

ミスが出るのは仕方ない面はあるが、連続エラーではどうしようもない。オースティンのバックホームでカバーしたかと思ったが、ロメロが踏ん張り切れなかった。

4回以降はノーヒットと再び打線が下降線

ミスで3点を奪われた後、ロメロの全力疾走と桑原の打球に対して羽月が目測を誤るという幸運もあり、2点を返した。なおも1アウト2塁で同点のチャンスだったが、前の打席に高めのストレートをライト前に打ち返した佐野が、ボールゾーンに手を出して初球をキャッチャーファウルフライ。思い切って行くのは悪くないが、さすがに高過ぎたのではないか。ソトは低めのカットボールをすくい上げたが、センターのウォーニングゾーンまででスタンドに届かず。

競り合いになったのはここまで。ロメロが4回に追加点を奪われ、5回は先頭の代打知野がストレートの四球で歩いたにも関わらず、後続がフライを3つ上げて、何の工夫もなく無得点に終わった。

8回に大道が2つの四球を出したが、広島のリリーフ陣からヒットを1本も打てず、3回までの4安打のまま試合終了。栗林を引っ張り出すこともできずに大敗となった。守備の乱れから失点し、投手陣が失点を重ねたことが敗因だが、打線ももう少し追いかけて欲しい試合だった。

5月は良いスタートを切ったが、結局また打線がやや下降線。先発投手の不安定さは相変わらずで、なかなか勝てなくなってきている。再び投打の噛みあった展開にして行きたい。

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キジ

何か下記の投稿へのアクセスがやたら増えたと思ったが、そういうことか。

この日、自力優勝が消滅した。上記の投稿にも書いているが、自力優勝はマジックを計算する上での概念であり、復活もするものなので、それほど気にすることはない。ただ、この時期にそれが発生するほど離されていることは事実で、優勝が消滅へ向かう第一歩である。

現状、優勝などの先のことを考えるよりも、目の前の試合をとにかく勝って、チーム状態を戻して行くことに集中すべきだろう。ミスを恐れて受け身になっても良くないし、委縮してプレーすることは良い結果に結び付かないが、ミスを減らして行かなければ、勝利を掴むことは難しくなる。今すぐに練習して改善することは難しいので、いかに集中力を持って試合に臨めるかということになる。

借金も大きくなり、最下位が定着して来たところで、負け慣れという感じになって来た。もう一度、ひとつのプレーに熱く集中した試合を見せて欲しい。

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