スポンサーリンク

バウアーが新潟で先発? 読めないローテーション

横浜DeNAベイスターズは、3、4月を16勝7敗の好成績で終えた。5月の戦いに入って行くが、3日には注目のバウアーが1軍初先発の予定。中4日で回って行くのか、他の先発投手はどうなるのか。運用が非常に注目される。

スポンサーリンク

直近のローテーション予想

相手球場先発
2広島横浜ガゼルマン
3広島横浜バウアー
4広島横浜石田
5ヤクルト神宮今永
6ヤクルト神宮濵口or小園
7ヤクルト神宮
9読売新潟バウアー
11読売横浜平良
12阪神甲子園今永
13阪神甲子園石田
14阪神甲子園

今週はハマスタと神宮で6連戦だが、来週は新潟で1試合行った後、移動日を挟んでハマスタで1試合、甲子園で3連戦の5試合となる。

GWも週末は天気予報が悪く、中止になってさらにカオスとなる可能性もあるし、既に予想が当たるような運用でもなくなっている。

バウアーがファームで最初の登板を終えたところで予想したローテーションも、全然当たっていない。バウアーの登板日だけはたまたま一致しているが、これもファームで3回投げると思っていない予想。

6人が決まっていて、中6日で投げるローテーションでないので、予想は困難だ。それでも考えてみたのが冒頭の表。ガゼルマン、バウアーは発表、公言済の内容だが、4日からして本当に石田なのかも分からないくらい。恐らく、石田と今永は順当に来るのではないか。

大貫を抹消した土曜日は、東が中5日で先発し、ガゼルマンを中4日にする可能性も考えたが、東はマダックスとは言え完投したので、中5日はどうなのかなという感じもしている。

濵口の登録抹消については、三浦監督が「ローテーションの関係」とコメントしており、先週の登板についても26日のイースタンで先発予定だったが雨で流れ、28日の9回に1イニング投げた。これも予定通りと語っている。この動きが何なのか、今一つ読めない。

6日に濵口を先発させる可能性もあるのか。大貫の登録抹消は28日の時点では決まっていなかったので、別のプランがあったと思われるが、変更になった可能性もある。あとは、29日のイースタンで7回2/3を無失点に抑えた小園。彼を使う程窮していないが、逆に使ってみたいなら今しかないかも知れない。オープン戦でも好投を見せ、終盤まで1軍で先発させていた。

この日のハマスタでの先発投手の練習には、小園と大貫はいなかった。ベイスターズは登板後2日目はオフになっているので当然だ。小園がいるようだったら、抜擢の可能性も見えたが、そこは分からなかった。濵口は先週もハマスタで練習していたので、1軍での先発があるのかは分からない。

来週となると、ますます難しくなる。前述の通り5試合なので投手が余る。ガゼルマンを中4日で使うつもりがないなら、2日に先発した後に登録を外れるかも知れない。ただ、2日も勝って4勝目となると、なかなかそれはやりづらい。

バウアーは3日に投げた後、10日に試合がないので今度は中7日というのは考えづらく、9日の新潟で先発すると考えるのが普通。三浦監督は、そこについては決まっていないとコメントし、必ずしも中4日で回して行くとは限らない。

バウアーのYou TubeでのVlogでは、「こんな球場で」と日本語表現されているが、ネガティブな意味ではなく、いつもの球場でない不慣れな部分を新鮮さとして楽しんでいるかのようだった。Vlogのネタにもなるし、米も寿司もおいしいので、新潟はむしろ行きたいんじゃないかな。

平良は、ここまで中10日で先発し、全てハマスタだった。8日以降に登録可能となるが、11日のハマスタが順当なのかなと思う。そこから先は、今永を中6日で固定し、石田が中8日で後ろに回って変幻自在さを生かすのが良いのかなと思う。

最後の13日は、バウアーが本当に中4日で来るのかどうか。2試合投げた時の内容や体調にもよるだろうが、日本の応援を肯定的に捉えていたバウアーは、日本で一番歴史のある球場として、甲子園での登板も望むのではないかと思う。

今回の予想では、東がそのまま中6日で回り、バウアーは16日と21日のハマスタで中4日の登板をするのではないかと予想した。先発の溢れ具合からすれば、東も8日に登録を外してバウアーを中4日で行き、16日からの3連戦でガゼルマンや大貫を戻す可能性も考えられる。

スポンサーリンク

溢れる先発投手をどう使って行くか

現状、ベイスターズは8人の先発投手がいる。6連戦が基本の日程なので、週1度の先発にしても2人は溢れることになる。平良は、トミージョン手術からの復帰で、特に気温が低い春先は無理をさせず、いわゆる投げ抹消という中10日以上空けての先発となっている。

一方で、バウアーはMLB時代から中4日が通常で、4APPというアプリで常に自身のコンディションを数値化しており、登板後4日目には回復して投げられる状態にあることを把握している。このあたりは、前述のVlogで自身が紹介している。

ガゼルマンは変幻自在にローテーションを入れ替えているが、リーグトップの3勝を挙げるという嬉しい誤算もあり、このままの調子が続けば想定よりも先発起用が増えそうだ。石田も雨天中止などの影響もあったが、既に中7日、8日といった変則な先発をこなしており、器用さが窺える。

濵口と大貫は、現状あまり状態が良くないので、ファームで再調整という段階にあるが、長いペナントレースを考えれば、彼らが先発ローテーションに入って来る必要があるだろう。

現時点での先発の8人の起用法を想定すると、下記のようになるだろうか。

投手起用法
今永基本は中6日固定で優先か
バウアー中4日で優先か
石田登板間隔による影響が少ない
平良投げ抹消で中10日中心
基本は中6日も、中10日もあり
ガゼルマン相性などを見ながら隙間を埋める
濵口復調の様子を見ながら起用
大貫復調の様子を見ながら起用

ここに名前が入っていない投手としては、開幕3戦目で先発した笠原がいるが、先週のイースタンリーグで5回4失点。これをどう捉えるかだが、すぐに昇格は難しいだろうか。そして、前述の小園だが、早めに試してみたいなら抜擢もありうるが、ファームで先発の経験を積ませたいところかなと思う。

現状は上茶谷がロングリリーフも含めてブルペンに入っており、同じ役割だった坂本はファームに行っている。通常なら6枚、バウアーが中4日で回ったり、平良が中10日で回ったりする関係上7枚いれば十分なところ、8枚いる状況なので、誰かをリリーフでと考えたくもなるが、経験があるのは石田くらい。ここから彼をリリーフに回すとは思えない。

先ほど触れた濵口の1イニングは、本来予定していた先発試合が流れたための調整なのか、リリーフを念頭に入れているのかは分からない。

ただ、三浦監督は4月については、先発投手をだいぶ余裕を持って丁寧に使ったと思う。3敗の濵口も、交流戦では強さを発揮するだろうし、誰かが不振になった場合にすぐに入れ替えができるように、1軍に帯同する形で調整させている。先発が余っているというよりも、負荷を軽減しながら全員で戦って行こうという三浦監督の考えが見える。

予告先発があるので前日には確定するが、ファンとしてもどういう順番で先発して来るのか予想して見るのも楽しいかも知れない。もし誰かが欠けたり不振になったりしても、カバーできるだけの陣容が揃いつつある。先発投手が揃っていることこそが、安定した強さの源泉であり、特に今年の投高打低の戦いでは大きなアドバンテージになる。この状態を維持して行きたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました