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ベイスターズ 2022年流行語ベスト10+α

2022年も大晦日を迎えた。ここ数年は10大ニュースとして締めくくりの記事を書いて来たが、今回は流行語のベスト10として書いてみる。前年最下位から快進撃を見せて2位に浮上した三浦監督2年目。盛り上がるチームとファンがどんな言葉で沸いていたのか。あくまでも主観なので悪しからず。

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10位 ブルブルダンス / 襟付き

DeNAとなってから恒例のスターナイト。11回目の2020年は、まずスペシャルユニフォームが話題となった。プロ野球初の「襟付き」ユニフォームを採用。個人的にもそうだが、始まるまではパジャマとか、リゾートホテルの部屋着とか言われていた。

2021年のスターナイトは、2勝1分と史上初めて負けないスターナイトだった。2022年は、オールスター前後に読売で新型コロナウィルスの集団感染があり、オールスター明けに予定されていたハマスタでの読売3連戦が中止となった。

本来であれば、2022年からの新たな試みである「スターナイトウィークス」としてこの3連戦からの9試合でスターナイトユニフォームを着用しての試合だった。しかし、読売3連戦が中止となり、史上初めてオールスター明けの初戦がスターナイトとなった。

それまで3勝12敗と苦手にしていた広島との対戦だったので不安要素もあったが、初戦は今永の好投に打線が応えて森下を攻略、逆転勝ちを収めた。試合後にはハッピースターダンスの振り付けでおなじみのラッキィ池田氏が考案した「ブルブルダンス」で盛り上がった。

このブルブルダンスは、マスコットやdianaだけでなく選手も登場して、盛り上げた。中でも入江のブルブルダンスはチーム、ファンを大爆笑させた。

2戦目は6回に2点を奪い、3点リードとするも、7回に伊勢がまさかの3失点で同点。試合は延長戦にもつれ込んだ。11回、2019年にスターナイト唯一のサヨナラ打を放っている宮崎が、またも決めた。

2戦目は4時間超えの試合となり、スターナイトのイベントは中止。3戦目は雨天中止となり、選手も参加する試合後のイベントは一回限りとなってしまったことが惜しまれる。

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9位 日曜日 / 土日

ハマスタの広島戦で開幕を迎えたが、土日も連敗していきなりスイープされてしまった。そこから「日曜日」の呪いが始まった。土曜日は4月16日に上茶谷がマダックスを達成して1勝したものの、そこからは「土日」の連敗が続く。5月までの土日は1勝15敗という惨憺たる数字。

土日には多くのファンが集まる中で、負け試合が続いた。個人的にも土日の観戦が多かったこともあり、開幕から観戦試合11連敗という今までにない状況を味わった。自分ごときが現地に行ったくらいでチームの勝敗に影響を与えるとは思わないが、さすがに行かない方がいいような気さえする状況だった。

6月19日に日曜日の連敗を9で止め、初勝利。ハマスタでの日曜日の初勝利は7月12日だった。結局、日曜のハマスタで勝ったのは、17連勝中の二度だけだった。

勝率打率防御率
4220.500.2223.9714155
242040.833.2711.97945718
2413110.542.2243.58869420
191351.722.2732.61755320
2311111.500.2503.74858925
259160.360.2424.246611215
245190.208.2544.467711414
14373682.518.2513.48497534117
ベイスターズ 2022曜日別勝敗

火曜日に20勝4敗と極端な強さを誇り、次で木曜日も勝率.722を残した。だが、土日は14勝35敗の勝率.286で相殺してしまった。来季は、極端な数字になることなく、どの曜日でも万遍なく勝って、多くのファンを歓喜させて欲しい。

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8位 オトコハダマッテウツダケ

4月26日の読売戦、5回に牧の2ランなどで逆転したベイスターズが逃げ切っての勝利。ヒーローインタビューには、コロナで離脱している山崎に代わってクローザーを務めたエスコバーと、2ラン含む3打数3安打の牧が上がった。

エスコバーに対して、クローザーとしてマウンドに上がった心境が質問されたが、いつもの「オトコハダマッテナゲルダケ」の答え。続いて牧のインタビューでは、エスコバーの真似をして「オトコハダマッテウツダケ」。

ホームランを打てば、佐野や桑原らと「デスターシャ」のパフォーマンス。球団のカメラでは再三、変顔を披露。試合中はベンチで最前列に立って声を出し、牧監督と呼ばれる。2年目で、相手投手のマークの厳しさに苦しみながらも、打率以外は数字を伸ばした4番打者。自分のこと以上にチームのことを考えていた牧にとって、優勝は逃したが2位に躍進してCSに出場したことは喜びも大きいだろう。

オフには中大時代の同級生との結婚を発表し、公私に充実している。2022年の経験を活かし、WBCにも内定している2023年は一気にプロ野球を代表する選手に成長してもらいたい。

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7位 三嶋一輝投手にエールを

8月31日、ハマスタでの中日戦で31セーブ目を挙げた山崎が、前週に京セラドームで達成した通算200セーブをヒーローインタビューで報告した。その中で、三嶋が胸椎黄色靭帯骨化切除術を受けたことに触れ、「皆さん、三嶋さんにもエールを送っていただけると助かります」と呼びかけた。

三嶋は、開幕からリリーフとして登板を重ねたが、本来の調子でないことも多かった。4月19日には、コロナで離脱している山崎に代わってクローザーを務め、今季初セーブ。しかし、4月24日はマツダで延長10回に1点をリードした場面で登板したが、逆転サヨナラ負け。

5月7日にも同じマツダで再びサヨナラ負けを喫したところで登録抹消となった。その後はファームで登板しながら様子を見ていたが、状態は戻らず。シーズン終盤のプラス要素として期待されていたが、8月29日に胸椎黄色靭帯骨化切除術を受けたことが発表された。

国が指定している難病で、過去にも数名のプロ野球選手が経験しているが、復帰はできても復活とまでは難しい印象もある。

山崎と三嶋は、それぞれがクローザーを経験し、その難しさを知っている。ライバルとして切磋琢磨し、励まし合い、カバーし合って来たからこそ、山崎がヒーローインタビューでファンに呼び掛けた。三嶋も、その思いを受け、進化して戻るつもりで懸命にリハビリに努めている。簡単な道のりではないだろうが、2023年、再び三嶋と山崎のリレーが見られることを信じたい。

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6位 ヨコハマサイコーー

2021年オフに日本ハムからノンテンダーFAという名目で自由契約となった大田泰示。すぐに獲得に動いたのがベイスターズだった。東海大相模高時代に躍動したハマスタを本拠地とするチーム。広島出身ではあるが、その輝いていた場所に戻ることを決意した大田。

キャンプからその存在感を見せていたが、オープン戦では結果が全く出ず、開幕はベンチスタート。開幕後、代打で登場、3月29日には初スタメンもあったが、ヒットが出ず。4月6日にやっと移籍初ヒットが飛び出したが、コロナの濃厚接触者の疑いで離脱。

しかし、復帰するとチームをプレーと声で盛り上げた。5月には右太ももの肉離れで離脱。6月に復帰し、6月30日には9回殊勲の同点打に神スライディング。待ちに待ったヒーローインタビューで「ヨコハマサイコーー」と絶叫。チームが借金9から浮上して行く勢いを付けた。

7月に再び足のケガで離脱したが、8月に復帰すると、8月10日の阪神戦では、ハマスタのフェンスに激突しながらフライをキャッチすると、ファーストまでノーバン送球で飛び出したランナーを刺した。ハマスタで見た中では過去最高の送球だった。

その翌日、コロナの陽性判定を受けて3度目の離脱となるも、8月30日には5打数5安打をマーク。半分以上を離脱してしまったことは悔やまれるが、チームに与えたインパクトは大きい。年末に球団公式You Tubeチャンネルへアップされた選手が選ぶハマスタベストプレーでは、大田のプレーが攻守に渡って選ばれていたのがその証だろう。

来年も開幕にオースティンが間に合うか微妙な状況で、大田の活躍には期待がかかる。移籍2年目で、チームにとってはさらに大きな存在になるはずだ。個人的には、どこかで見かけた「ハマのターザン」が好きなのだが、2023年もヒーローインタビューで「ヨコハマサイコーー」を何度も聞きたい。

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5位 伊勢大明神

選手個人としてはこれが最上位。今年のチームMVPを選ぶとしたら、文句なしで伊勢。何度もチームを救ってくれたし、71試合の登板ということがどれだけチームに貢献したことか。数字も凄いのだが、数字だけでは表現できないような役割を担ってくれた。

9月22日の読売戦で、ノーアウト満塁を無失点で切り抜けた伊勢の15球が象徴的だが、CS第2戦のリリーフも素晴らしかった。2021年はシーズン終盤にクローザーとして2度、マウンドに上がったが、いずれもリードを守れずに苦い思いをした。

ストレートにより磨きがかかり、変化球も生きた。そして、何よりも自信が付いたことも大きかった。明大の1年後輩である入江もリリーバーとして活躍したことが、良い意味でライバル心をくすぐったかも知れない。

蝦名もシーズン中盤で台頭し、イセエビコンビとしても認知度が上がった。シーズン終盤にはイセエビキャップというグッズも販売され、好評だった。チームで一番の昇給率となり、一流プレーヤーの仲間入りを果たした。高校の後輩である吉野も加わる2023年、71試合の登板の疲労を引きずることなく活躍すれば、チームは悲願に近づく。

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4位 OK、愛してるよヨコハマ

数年前のヒーローインタビューで、最後にI☆YOKOHAMAで締めるところ、桑原が独自の変化で「OK、愛してるよヨコハマ」と言ったのだが、8月にハマスタで連勝が続く中、チームで流行。連日、日替わりヒーローが揃って少しずつアレンジしながら絶叫した。

2022年、ハマスタで強かった夏のチームを象徴するような光景だった。選手も楽しみながら、ファンも楽しませる。言わされた感は満載だったが、まさかのホームランを放った京山までも口にしたのは驚きだった。

球団もタオルを発売し、乗っかった。2023年も桑原以外の選手から飛び出すかどうか。

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3位 ハマスタ17連勝

2022年は何と言ってもこれだろう。交流戦明け、苦手とする広島戦で、これまた苦手の金、土、日で3連敗。借金9となり、通算の借金が1,000が目前となった。

マリノスコラボとなった6月28日の阪神戦に勝利し、全てが始まった。マリノスコラボの恩恵も受け、ここを3連勝すると、7月のブルーライトシリーズも1勝1分。7月はヤクルトにハマスタで連勝すると、月末の読売3連戦はコロナの影響で延期となった。

ハマスタ6連勝という状況で突入した8月、スターナイトの襟付きユニフォームとブルブルダンスで盛り上がり、勢いが加速した。広島に連勝、そのまま阪神にも3連勝でハマスタ11連勝。

8月16日からは読売、広島とハマスタ6連戦。ここまでの勢いそのままに、負ける気がしないというゲームが続き、そのまま6連勝を飾った。プロ野球でも歴代3位という本拠地での連勝記録だった。

しかし、ハマスタ18連勝を懸けた8月26日のヤクルト戦で返り討ちに遭い、その3連戦で3連敗。結果的には優勝争いに加わることができなかった。

球団記録を大きく更新し、ハマスタはチームにとって戦いやすい球場という意識ができたことは大きい。2023年もハマスタで勝ちまくり、地元のファンを喜ばせて欲しい。

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2位 デスターシャ

ホントに意味の流行語は、これが一番なのだろう。ただ、デスターシャはYou Tube配信者のサワヤンが動画の冒頭で発している言葉。球団のものではないのだが、ファンフェス前には、ベイスターズがデスターシャのタオルを発売するという珍事。

個人的にはゲーム好きではあるが、You Tubeでの実況配信はあまり観ていなかった。マリオカートもスーパーファミコンではやり込んでいたが、Switchではプレーしていない。サワヤンゲームズは見ていなかったが、この流行で見るようになった。

サワヤンの二人も、9月18日の広島戦に来場し、佐野や牧と対決していた。球団もうまくコラボしてくれた。

9月6日の東京ドームでの延長戦で佐野がホームランを放ち、ベンチ前で喜びを爆発させたデスターシャは記憶に残るシーンだった。

ファンフェスでも、サワヤンとのマリオカート対決が実現し、佐野のテクニックが公開された。2023年は、デスターである京田も加わり、チーム内でのデスターシャはさらに勢いづきそう。

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1位 横浜反撃

何と言っても今年のスローガン。就任1年目で最下位に沈んだ三浦監督が、リベンジを期して考案した「横浜反撃」。頂点まで登り詰めることはできなかったが、そのスローガン通りの反撃はできた。

初年度の横浜一心の流れを汲みながら、シンプルに「反撃」と組み合わせた。変に小細工をしないところが番長らしい。誰にでも分かる、2022年にやるべきこと。チームもそこに向けて一つになった。新たに斎藤隆コーチ、石井琢朗コーチ、鈴木尚典コーチの1998年Vメンバー、さらに相川亮二コーチや小杉陽太コーチとOBを迎え入れ、反撃体制も整えた。

今永が春季キャンプ中盤で左前腕を痛め離脱。さらに石井コーチの下、ショートのレギュラー獲りに突き進んでいた森、オースティンとソトもオープン戦期間中に離脱した。メンバーが揃わない中で開幕を迎え、3連敗スタート。前年の低迷がよぎった。

しかし、バンテリンドームで3連勝して星を戻すと、4月6日以降にコロナの陽性者を多く出してメンバーが揃わない中、何とか食らい付いた。4月終了時点で借金5を抱えたが、5月は故障者も相次ぐ中、5割で乗り切った。

交流戦も5割で乗り切ったが、最初の広島戦で3連敗を喫し借金9。初の通算借金1,000への到達は時間の問題だった。そこで潮目が変わったのが、マリノスコラボの3連戦。ここからハマスタ17連勝も始まった。

他球団がコロナによる離脱に苦しむ中、ハマスタで勢いを付け、8月は18勝6敗という好成績。5割に復帰し、一時はDeNAとなってから最多タイの貯金11もマーク。7月2日に史上最速でマジック53を点灯させたヤクルトに4ゲーム差まで迫った。

だが、8月26日からのハマスタでのヤクルト3連戦で3連敗し、その勢いは萎んでしまった。9月は何とか大きく負け越すことはなかったが、ヤクルトに追い付き、追い越すような勢いはなかった。2019年以来の2位となり、ハマスタで2度目のCSを戦ったが、1勝2敗で敗退。ファイナルステージに進むことすらできなかった。

勝率打率防御率
36330.500.2365.1726344
4197120.368.2443.78597814
52211110.500.2533.927710117
62311120.478.2563.23868118
7191072.588.2512.87665815
8241860.750.2622.93907327
92712150.444.2423.62889820
103120.333.2533.815112
14373682.518.2513.48497534117
ベイスターズ 2022月別勝敗

あまりにも悔しい2021年の最下位から「反撃」は果たした。しかし、前年のヤクルトがそうだったように、最下位からの優勝を目指していただけに満足できる結果ではなかった。監督、コーチ、選手たちも前年とは異なる悔しさを味わっただろう。

新たに2年契約で延長したが、3年目となる2023年は、2位からの優勝を目指すという意味では一区切りで集大成。どのようなスローガンの下、優勝を獲りに行くのか。三浦監督が率いるベイスターズが楽しみだ。

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プラスアルファ

順位を改めて整理すると以下の通り。

1位 横浜反撃
2位 デスターシャ
3位 ハマスタ17連勝
4位 OK、愛してるよヨコハマ
5位 伊勢大明神
6位 ヨコハマサイコーー
7位 三嶋一輝投手にエールを
8位 オトコハダマッテウツダケ
9位 日曜日 / 土日
10位 ブルブルダンス / 襟付き

10位までに入らなかったが、他にも話題になった言葉がいくつかあるので、プラスアルファとして振り返ってみたい。

マダックス / ノーヒットノーラン

先発投手の記録が2つ。まずは4月16日に上茶谷が、ハマスタのヤクルト戦で「マダックス」を達成。日本のファンにはあまり馴染みがないが、100球未満で完封すること。素晴らしい投球を見せた上茶谷だったが、シーズントータルでは3勝6敗と期待を裏切った。2023年の飛躍を期待したい。

そして、ベイスターズの投手には縁がないと思っていた「ノーヒットノーラン」を達成したのが今永。6月7日の札幌ドームでの日本ハム戦での快挙だったが、自分たちのホームではないので、と今永が語っていたように、達成した直後の落ち着いた振る舞いも話題になった。2023年はハマスタで達成し、喜びを爆発させて欲しい。

マリノスコラボ / マリンちゃん

ベイスターズ、マリノスがともに30周年ということで、I☆YOKOHAMA SERIESが開催された。6月28日からの阪神3連戦では、「マリノスコラボ」のユニフォームを着用し、阪神をスイープ。9月の勝負どころで、シーズンの潮目を変えたコラボユニフォームを再度着用するなど、ゲンの良いユニフォームとして話題になった。

また、2022年に登場したマリノスのマスコット「マリンちゃん」は、首位を走るマリノスでホームゲームでは負け知らず。負けない女としてハマスタでも愛嬌を振りまき、ベイスターズでも負けないと話題になった。最終的にマリノスはJ1優勝を達成。ベイスターズは届かなかったが、横浜のスポーツを盛り上げた。

過密日程 / ダブルヘッダー

2020年からコロナ禍での戦いになっていたが、2022年はオミクロン株に変わり、感染力が強まったことで、選手が陽性判定を受けるケースが続出した。ベイスターズでも、4月7日に6選手が陽性判定を受け、甲子園での阪神戦が延期となった。その後も感染は広がり、続く4月8日からの中日3連戦(ハマスタ)も延期となった。

オールスター明けにも読売で集団感染があり、3連戦が延期となった。それ以外にも雨天中止もあり、9月は30日間で27試合を行う「過密日程」となった。9連戦、1日空けて10連戦という厳しい連戦が組まれたが、さらに中止が増えれば1998年以来行われていない「ダブルヘッダー」も、と懸念された。

おい、お前しばくぞ/規則正しい生活

ヒーローインタビューでは前述の「OK愛してるよヨコハマ」が話題になったが、他にもいろいろとあった。その中から2つ。上茶谷が9月9日の阪神戦で、およそ半年ぶりの3勝目を挙げた際、初回2失点の立ち上がりに伊藤光から「おい、お前しばくぞ」と檄を飛ばされたことをヒーローインタビューで明らかにしていた。その後、伊藤光は言っていないことを明言しているが、

大和は、2022年もチャンスで大活躍。レギュラーでフル出場とは行かないが、ここぞの場面での活躍と華麗なショートの守備でチームに貢献した。ヒーローインタビューで活躍の秘訣を聞かれると2021年に続いて「規則正しい生活」と答えた。頼りになるベテランが、京田も加わる2023年もチームにとって不可欠。

でっかいカツ丼ベイスターズ

これはニコニコ生放送でベイスターズ戦の中継を見ているファンには、ついに公式が!と話題になった。ベイスターズのチャンステーマの1つである「攻めまくれ」で、最後に「絶対勝つぞベイスターズ!」というコールがある。それが「でっかいカツ丼ベイスターズ」と聞こえると、ニコ生のコメントで流れ、そこから攻めまくれのコールでは、「でっかいカツ丼」というコメントがたくさん流れるようになった。

2019年以来2度目のハマスタCSで、願掛けをかねて球団がカツ丼を発売し、ネーミングにニコ生でのネタを使うという、ベイスターズらしい

JUMP WITH MY DREAMS YOKOHAMA!

流行したわけじゃないけど、山崎康晃の残留は、シーズン終了後の大きなニュース。2022年は、開幕からクローザーに指名され、コロナによる離脱はあったが、自己最多タイの37セーブを挙げた。ストレートに力が戻り、自己最速の155キロをマークするなど進化を遂げた。

復活したことで、かねてから希望していたMLBへポスティングを使って移籍するもの

代走さん

基本的にはこのネタはスルーなのだが、彼らに来季は野球で結果を出して欲しいという檄も踏まえ、あえてこれをセレクト。プライベートまで文句を言う筋合いはないが、レギュラー定着が期待された森くんは、古臭い表現で言えば野球だけに集中して欲しかったかなと。2月末のオープン戦でのケガが痛かったし、そこまではやれていたと思うが、京田を獲得したことからも球団は空けて待っているわけじゃないよというメッセージだと思う。

そして、流れ弾のように「代走さん」呼ばわりされた彼も、2023年は背水の陣となる。佐野のレフトを守備固めする狙いで、ソトに代走として起用され、佐野がファーストに回ってレフトに入る形が多かった。野球をそこまで知らない人にこう揶揄されてしまうのは。本人もこれは目にしていると思うので、ライトのレギュラーを獲るくらいの気持ちで奮起して欲しい。

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さいごに

2022年も間もなく終わり、新しい年がやって来る。2022年のことを語るのもこの日で終わりにしたい。

昨年は最下位に沈んだだけに、7月初めにはヤクルトが史上最速でマジックを点灯させた中、4ゲーム差に迫って2位に浮上したことは、チームにとって大きな手応えだろう。コロナの影響もあったし、ハマスタ17連勝の勢いは凄かったが、そこだけだったという面もある。2位になりながら、CSのファイナルステージに進めなかったのは、本当に悔しい思いをした。

リリーバーとしてウェンデルケン、そしてレギュラークラスの京田をトレードで獲得したが、大きな補強とまでは言い難い。だが、他の若い選手の成長があれば、優勝を狙うこともできる位置にいると思う。1997年と同じ2位から優勝と言う程簡単ではないが、その可能性を秘めているチームだと思う。

今年もお付き合いいただきありがとうございました。2023年も思ったことを書いて行きたいと思うので、よろしくお願いします。気になるものがあればスポンサーサイトを訪れたり、ブログ村の投票をしたりとサポートも重ねてお願いします。それでは、良いお年を。

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