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今永が手術した肩の状態を語る

今永が契約更改後のオンライン会見で、10月に受けた左肩のクリーニング手術の内容と現況を語った。腱板や関節唇は問題なく、間接外の骨を少し削っただけで、復帰までは時間がかからないという見通しを示した。

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肩の手術は高リスク

投手の手術では、肘のクリーニング手術は受ける選手も多く、復帰は比較的早いが、肩の手術はなかなか難しいようで、復帰までに時間を要したり、以前のようなボールが投げられないという状況になるリスクが高い。前回の投稿ではどういった内容の手術のなのか心配していた。

先日引退した、西武でクローザーを務めていた高橋朋巳も肩を痛めて手術を受けた。昨年から育成契約で復活を目指していたが、痛みが取れずに引退を決意したようだ。

今永が語ったところでは、腱板や関節唇といった部分の手術になると、復帰が難しいケースはあるが、今永の場合は関節の外にできた骨棘を削ったということなので、これについては早期復帰の可能性が100%に近いとのこと。今永も確信をもって手術に踏み切ったようだ。

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2018年に痛めた箇所と同じ

今回の手術に至った経緯を語った今永。2018年にも同じ箇所を痛めていたようだ。3年目の不振はやはり故障によるものだった。

今季も開幕前から僅かな違和感を覚え、投げるたびに痛みに変わって行ったようだ。今年は本来の投球ができていなかったのも、そういう不安の中で投げていたからだろう。最後の登板に打ち込まれたのも、痛みが強くなって腕が十分に振れなかったということ。

アマチュア時代から左肩のケガがあり、結果として一本釣りで獲得できたのだが、そこには今回触れていない。しかし、少なくとも2年前と同じケガが再発し、今後も考えて手術に踏み切ったということだ。手術内容からも100%近い確率で復帰できるという確信を持って決断した。

OBの小杉氏にも相談していたようで、手術経験者などの話やチームトレーナー、ドクターの話を聞いて万全の身体にすることを選択した。

2020年はその多くを棒に振ってしまったが、その分来季は本来の投球を見せてもらいたい。もちろんだが、焦りは禁物。開幕投手は、2021年は他に譲って経験させるくらいの構えで行ってもらいたい。

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来季は選手会長を務める

2年間、選手会長を務めた石田に代わり、今永が来季から選手会長となる。もともと意識高い系と言われることが多い今永だが、今回の会見も冒頭にオンラインで取材する報道陣への感謝の言葉で始まり、コロナ禍で感染者を出さずに守り抜いた球団への感謝を口にした。

他にも言っている選手はいたかも知れないが、このあたりはさすが今永といった感じだろうか。「野球に命かけてやっているという考えがものすごく甘いなと感じました」という、哲学者今永が再び降臨したコメントを残した。

石田も、キャプテンが変わる中、非常に支えてくれたのだろうと思うが、今永がまた新たな選手会長像を発揮して、チームが「結束」することを期待している。

サンスポさんが一問一答を詳細に記事にされているので、そちらを参照いただければ。

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契約更改は保留だと分からない?

契約更改は終わったらまとめて投稿しようと思っているが、今永が終わって残りは宮崎と山崎の2人。主力は1日3人ずつ更改していたので、この日は2人も更改するものと思ったが、今永だけだったようだ。

新型コロナウィルスの影響で、更改後の会見がオンラインになっており、この会見は更改した選手だけ行われているのかも知れない。中日などは、保留した後も会見を実施していたようだが、ベイスターズは違うのかも知れない。

外国人を除けば、昨年の年俸上位の3人なので1日1人ずつでじっくりと話し合うのかも知れないが、宮崎は順調なら来季にもFA権を取得する。それもあって複数年の大型契約を提示している可能性があり、複数回の契約交渉を行うことも考えられる。

条件の不服ということではなく、詳細を詰めるために保留として継続で交渉をしている可能性もある。交渉事はシビアに秘密主義を貫いているベイスターズなので、更改した場合はオンライン会見しているが、誰がいつ交渉し、保留したかどうかといった情報は出していないのかも知れない。

宮崎であれば現状の年俸を考えても、3年6億といった条件は出しても打倒なのではないかと思う。来年も宮崎のFAにヤキモキするのだろうか。彼の気持ち次第だが、1年契約ということだと少し覚悟しておかなければならないだろう。

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